サンダーバードの怪獣ってのは、劇場版で火星のシーンで登場した奴ではなく、映像本編には登場しない「写真」の奴です。1体は触手でサンダーバード1号を襲っているシーンの写真がよく出ている奴(スペースモンスター)、もう1体は竜やドラゴンのような体の長い奴(レイクモンスター)です。
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これの正体は、『サンダーバード』を制作していたセンチュリー21の出版部門が出版していたコミック誌に掲載された写真。サンダーバードのコミックに登場する形だったので、映像本編には登場しなかったという訳です。
このコミックシリーズそれなりに分量あるので、日本でも翻訳して発売してくれる出版社どっかないのでしょうか?日本ではサンダーバード自体を知っていても、このコミックの存在を知らない方がかなりいると思うので、潜在需要というのはあるんじゃないでしょうか?
ジェリー・アンダーソン作品の日本独自コミカライズがまとめて出版されてることですし、怪獣らが登場するコミックは出元的にも元々の版権元にかなり近い(実質同一)が出版していた、ほとんどオフィシャルな作品ですし、日本でもなんとか陽の目を見せてやって欲しいと思うのは私だけでしょうか?
話がついついそれましたが、このソフトビニールモデルの発売情報の出典は、モデルグラフィックスという模型誌。そこで連載されている「岸川ラボ」です。
このコーナーを書いている岸川靖氏は、サンダーバード関係や海外ドラマ、特撮関係の書籍編集など関わっていることが多いので、名前を見た覚えのある方もいると思います。最近だと洋泉社から出版された「サンダーバード完全写真資料集成」や「謎の円盤UFO 完全資料集成」などがあります。
肝心のソフビのことですが、記事によると予約限定生産で、プレミアバンダイで秋に受付開始予定。
ソフビのサイズですが、件の写真が再現できるようにデアゴスティーニの「サンダーバード1号をつくる」(アオシマの1/144スケール・サンダーバード1号を元にしたプラモが付属)の大きさに合わせて作られたそうです。
記事には原型の写真も出ており、大きさ比較用としてiPhone7(高さ138.3mm)が横に置かれているのですが、それと比較するとソフビは全高30cmくらいはありそうです。価格は未定と書かれていますが、大きさから高額になりそうだと。
秋予約開始予定なので、ここ1ヵ月とかそれくらいの間にプレミアムバンダイから情報が出るでしょう。そういえば、バンダイがサンダーバードの立体物発売するの久しぶりですね。
追記:触手のようなものがあるモンスターの方は、元の写真では上半身だけが映っているんですが、立体化にあたり全身や背面がコミックに描かれているのでそれを参考にしたそうです。
【あのモンスターが奇跡の商品化!】
— サンダーバード【公式】 (@thunderbirds_jp) 2020年10月1日
プレミアムバンダイ様より、『サンダーバード』と連動して生まれたコミック誌「TV Century 21」のストーリーに登場した2体のモンスターの発売が決定しました!
10月中旬に55周年記念の完全受注生産商品として販売開始予定!続報をお待ちください! pic.twitter.com/xnGJ8PqAPS
2020年10月23日追記
プレミアムバンダイのwebサイトで「サンダーバード」キーワード検索すると、「怪獣番外地 サンダーバード モンスターズ」が表示されるようになりました。