よろず手控え帖

追記の多いブログ

小学生限定で行われた『サンダーバード ARE GO』吹き替え体験会

 ネットを情報収集していたところNHKTwitterアカウントに対して「サンダーバード ARE GOの第2期の放送と、春休みの頃に小学生がアフレコ体験したのはいつ放送するのか?」というような内容を投げかけている方がいました。

 これは東北新社と衛星放送協会が主催した、このイベントの事だと思うのですが

まずNHKは無関係です。主催は東北新社と衛星放送協会で、この衛星放送とはNHKのことではなく、民間のチャンネルが集まって出来た団体のことを指しています。

 それと、アフレコ体験の話も募集要項には

内容:スーパー!ドラマTV 収録見学と『サンダーバードARE GO』吹き替え・グリーンバックを用いた特撮体験を予定

とあります。さらに

応募に関しての 注意事項 ・当日に全体写真を撮影し、その写真を雑誌やWEB等で使用させて頂く可能性がございますのでご了承下さい。

とあります。様子を撮影したビデオ放送使うなら、その点もあらかじめこの注意事項に書くはずなので、たぶんビデオカメラは入ってなかったんでしょう。

 ちなみにこのイベントについては衛星放送協会・公式サイトの活動報告に2017.03.31付けでレポートが掲載されています。

www.eiseihoso.org

 サプライズの特別ゲストとして、吹き替え版でスコット・トレーシーの声を担当している浪川大輔さんが登場したそうです。これは参加した子供達も嬉しかったでしょうね。詳しくは↑の活動報告をご覧下さい。

『サンダーバード ARE GO』中国CCTVで5月放送開始

 

 『Thunderbirds Are Go』をITVと共に製作している、プケコピクチャーズのブログに新しいニュースが掲載されました。

www.pukekopictures.com

 記事によると、中国のCCTVという国営テレビ局(の子供向けチャンネル CCTV-14)で5月から『Thunderbirds Are Go』が放送開始。

雷鸟特攻队_CCTV节目官网-动画片_央视网(cctv.com)

↑のページで動画配信もやっており、中国語の吹き替えが聞けます。このページを見ると、どうやら5月2日から放送が始まっているようです。しかし、放送順が日本やイギリスとは違うみたいですね。なぜか日本が舞台の暴走トレインの話が第1集となっています。

 中国での代理店もHuawen Centuryという会社に決定し、おもちゃなど関連商品を提供するとのこと。

 ITVが言うには、既に全世界で85以上のライセンシーが存在してるらしいです。

 日本で第2期の放送あるのかないのか……されなければ何の発表も無いのでしょうが、夏〜秋にあるならもうそろそろ小出しで何か発表されても良いはずなんですがね。

Thunderbirds1965のDVD/BDが(英国で)一般発売開始

 いつも情報提供してくれるいしざかさんから、注目情報がもたらされました。

DVD/ブルーレイ一般発売

 このブログでは2015年7月初めに最初の記事を書いてから何度も取り上げてきた、昔録音されたオーディオドラマの音声を使って、人形劇でサンダーバードの新エピソードを3つ製作した「Thunderbirds 1965」プロジェクトですが

mech.hateblo.jp

 このクラウドファンディングの参加者が入手できたDVDやブルーレイが、この度イギリスでの一般発売が開始されたという情報です。

www.amazon.co.uk

 ただし、Amazon.co.ukでは日本への発送は行っていません。Amazon.co.ukの商品ページを見ると、クラウドファンディング版ディスクと同様に多言語の字幕が収録されていると記載されているだけに日本発送がないの残念。

 他の通販サイトであるかもしれませんが、どちらにしろ個人輸入しないといけないので、日本発売してくれると一番良いのですがね。ちなみにDVD、ブルーレイともに25ポンドで日本円だと3,700円前後。

日本のファン

 日本のインターネット界隈では2015年7月中旬にエンガジェットが記事にして話題になっていたのですが、

japanese.engadget.com

クラウドファンディングの話を後から知った日本のサンダーバードファンは結構居るようなのです。

 

 東北新社がクラシックシリーズの版権セールス時に対象年齢層に想定している30代〜50代男性の内、初回放送・プラモ大ヒットの時期を経験している50代の中でも、ネットを深く利用していない人はこのプロジェクト自体を知らないのではないでしょうか?

 その世代にアプローチ出来れば、まあディスクの値段にもよるのでしょうがこのサンダーバード1965は結構話題になるのではないでしょうか?

 本国イギリスでは、このプロジェクトの事は英国公共放送・BBCのニュース番組でも取り上げられ、話題になって今回の一般発売となったわけでしょうから、日本でも宣伝次第で話題になるはずです。

 デアゴスティーニの「サンダーバード2号を作る」の購読者年齢分布がどうなってるか知りませんが、分冊百科という形式的にそれなりに金銭的にも時間的にも余裕のある世代が多いはずです。そういう層にもアプローチすれば、欲しがる人は必ず居るはずです。

 あとはスターチャンネルで放送されたドキュメンタリー『サンダーバードができるまで』こと『filmed in supermarionation』の日本語字幕付のDVDなりブルーレイを1965とセット、若しくは別売りでも良いので国内発売してくれると嬉しいのですがね。あの作品は『Thunderbirds1965』の姉妹編といって過言ではないですし、スーパーマリオネーションの理解度が更に深まります。

 人形絡みで思い出したので書きますが、日本ではサンダーバードのメカは非常にフューチャーされるのですが、人形の構造や操作方法について触れられることは少ないんですよね。これだけ各種フィギュアが発売されてる国なのに、サンダーバードのキャラクターフィギュアは極端に少ないです。私はこれが納得出来ないので、前にもお知らせしたイギリスのフィギュアメーカーが発売予定の商品を非常に注目しています。

 それとThunderbirds1965発起人のラリビエー氏は日本在住経験があり日本語で会話出来るようですし、氏を日本に招いてサンダーバードに影響を受けた日本のクリエーターや研究家も同席して、トークするイベントとか出来るのではないでしょうか?どうでしょう、東北新社さん。