いつも情報提供してくれるいしざかさんから、注目情報がもたらされました。
DVD/ブルーレイ一般発売
このブログでは2015年7月初めに最初の記事を書いてから何度も取り上げてきた、昔録音されたオーディオドラマの音声を使って、人形劇でサンダーバードの新エピソードを3つ製作した「Thunderbirds 1965」プロジェクトですが
このクラウドファンディングの参加者が入手できたDVDやブルーレイが、この度イギリスでの一般発売が開始されたという情報です。
ただし、Amazon.co.ukでは日本への発送は行っていません。Amazon.co.ukの商品ページを見ると、クラウドファンディング版ディスクと同様に多言語の字幕が収録されていると記載されているだけに日本発送がないの残念。
他の通販サイトであるかもしれませんが、どちらにしろ個人輸入しないといけないので、日本発売してくれると一番良いのですがね。ちなみにDVD、ブルーレイともに25ポンドで日本円だと3,700円前後。
日本のファン
日本のインターネット界隈では2015年7月中旬にエンガジェットが記事にして話題になっていたのですが、
クラウドファンディングの話を後から知った日本のサンダーバードファンは結構居るようなのです。
東北新社がクラシックシリーズの版権セールス時に対象年齢層に想定している30代〜50代男性の内、初回放送・プラモ大ヒットの時期を経験している50代の中でも、ネットを深く利用していない人はこのプロジェクト自体を知らないのではないでしょうか?
その世代にアプローチ出来れば、まあディスクの値段にもよるのでしょうがこのサンダーバード1965は結構話題になるのではないでしょうか?
本国イギリスでは、このプロジェクトの事は英国公共放送・BBCのニュース番組でも取り上げられ、話題になって今回の一般発売となったわけでしょうから、日本でも宣伝次第で話題になるはずです。
デアゴスティーニの「サンダーバード2号を作る」の購読者年齢分布がどうなってるか知りませんが、分冊百科という形式的にそれなりに金銭的にも時間的にも余裕のある世代が多いはずです。そういう層にもアプローチすれば、欲しがる人は必ず居るはずです。
あとはスターチャンネルで放送されたドキュメンタリー『サンダーバードができるまで』こと『filmed in supermarionation』の日本語字幕付のDVDなりブルーレイを1965とセット、若しくは別売りでも良いので国内発売してくれると嬉しいのですがね。あの作品は『Thunderbirds1965』の姉妹編といって過言ではないですし、スーパーマリオネーションの理解度が更に深まります。
人形絡みで思い出したので書きますが、日本ではサンダーバードのメカは非常にフューチャーされるのですが、人形の構造や操作方法について触れられることは少ないんですよね。これだけ各種フィギュアが発売されてる国なのに、サンダーバードのキャラクターフィギュアは極端に少ないです。私はこれが納得出来ないので、前にもお知らせしたイギリスのフィギュアメーカーが発売予定の商品を非常に注目しています。
それとThunderbirds1965発起人のラリビエー氏は日本在住経験があり日本語で会話出来るようですし、氏を日本に招いてサンダーバードに影響を受けた日本のクリエーターや研究家も同席して、トークするイベントとか出来るのではないでしょうか?どうでしょう、東北新社さん。