2020年3月追記
3月末からスカパーやCS、ケーブルテレビで視聴できるチャンネル「スーパー!ドラマTV」でHD完全版が放送されます。(ジョー90も)
日本国内でブルーレイ未発売の状態で放送されることになります。同じジェリー・アンダーソン作品の中で、人形を使った作品からはシリーズの『サンダーバード』しか日本でのブルーレイ化はされていません。海外では発売されている劇場版『サンダーバード』2本も未だに未発売(追記:2021年夏に発売予定になりました)。
吹替シネマ2021 サンダーバード-HDリマスター版- [Blu-ray]
吹替シネマ2021 サンダーバード6号-HDリマスター版- [Blu-ray]
キャプテンスカーレットは今後日本でブルーレイ化されるかかなり不透明です。ファンの方はこの機会を逃さない方が良いでしょう。
ーーー追記ここまでーーー
特撮人形劇『サンダーバード』で有名なジェリー・アンダーソンが『サンダーバード』のあと、1967年に製作した『キャプテン・スカーレット』がイギリスでブルーレイ化されます。
Captain Scarlet and the Mysterons 1 [BLU-RAY] [PRE-BUY] / Network On Air
発売するNetwork Distributingの予約ページやアンダーソン公式サイトによると、全4巻で第1巻が2017年11月下旬頃発売予定。この番組は全32話なので、その後2018年にかけて残りの4巻を発売するスケジュール。
1ディスクに8話分収録。35mmネガフィルムからHDリマスターした映像で、1080p HD / 1.33:1でディスクに収録。英語・モノラル音声、字幕無し。Blu-ray Discで1080pということなので、本編は自動的にフィルムと同じ24フレーム/秒収録でしょう。リージョンBなので、パソコン等は別としても、普通のプレイヤーではヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニア向けの機種でしか再生出来ません。
パッケージ色はスカーレットで、Ron Embletonによる番組エンドカードを採用したパッケージカバーデザイン。
↓発売予告PV
www.youtube.com Vol.1に収録されるのは
- The Mysterons (日本サブタイトル:「キャプテンスカーレット誕生」)
- Winged Assassin(日本サブタイトル:「無人機をストップ」)
- Big Ben Strikes Again(日本サブタイトル:「鐘は13鳴った」)
- Point 783(日本サブタイトル:「無人戦車ユニトロン」)
- Manhunt(日本サブタイトル:「ブラック大尉を探せ」)
- Operation Tim(日本サブタイトル:「タイムを追え」)
- Renegade Rocket(日本サブタイトル:「消えたロケット」)
- White as Snow(日本サブタイトル:「ホワイト大佐を守れ」)
の8話分。イギリス初回放送順ではなく、制作順に収録されていますね。
日本では10年以上前にDVD-BOXが発売されましたが、現在の販売用ビデオ業界の状態からすると、『キャプテン・スカーレット』の日本盤ブルーレイが発売されるかどうか……。
ブルーレイがダメならブルーレイ用のHDマスターからDVDのSDへダウンコンバートしたやつか、BOX商品でブルーレイのディスク枚数を抑えられる「ハイレートSD」でも良いので日本語吹き替え入りで商品化を願いたいです。
2017年12月19日追記
Vol.2の情報が出ました。Vol.1同様8話分収録で2018年1月29日頃にイギリスで発売されるもよう。
- Seek and Destroy(エンゼル機対ミステロン)
- Spectrum Strikes Back(ミステロン探知機を出せ!)
- Avalanche(北部地球防衛軍あやうし!)
- Shadow of Fear(ミニ衛星をとばせ!)
- The Heart of New York(にせミステロンあらわる)
- Fire at Rig 15(大爆発)
- The Launching(大統領を守れ!)
- Lunarville 7(ミステロン基地発見!)
追記:リージョンBのブルーレイボックス
まとめた商品が出ました
50周年
2017年9月29日に放送50周年を迎え、イギリスではその記念で本やCDなどが発売されています。
Captain Scarlet and the Mysterons: The Vault
- 作者: Chris Bentley
- 出版社/メーカー: Signum Books (Imprint of Flashpoint Media Ltd)
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログを見る
Captain Scarlet Manual (Haynes Manuals)
- 作者: Sam Denham,Graham Bleathman
- 出版社/メーカー: Haynes Publishing UK
- 発売日: 2017/10/10
- メディア: ハードカバー
- この商品を含むブログを見る
Captain Scarlet and the Mysterons
- 作者: Tony Barwick,Alan Patillo,Peter Curran,Benji Clifford,Ed Bishop
- 出版社/メーカー: Big Finish Productions Ltd
- 発売日: 2017/10/31
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
Captain Scarlet and the Mysterons: No. 1: The Spectrum File
- 作者: John Theydon,Benji Clifford,Richard Fox,Lauren Yason,Tom Newsom,Liz Morgan,Wayne Forester,David Graham
- 出版社/メーカー: Big Finish Productions Ltd
- 発売日: 2017/10/31
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
CGリメイク版
CGでリメイクされた『新キャプテン・スカーレット』もブルーレイ化されたり、
Amazonプライムビデオで配信されたり(これは日本でも視聴可能。ただし、英語音声のみで英語や日本語の字幕無し)しています。
追記:その後、日本からは視聴出来なくなりました。
New Captain Scarlet→ https://www.amazon.co.jp/dp/B075Y22LPY/
日本放送50周年
日本では2018年1月が日本初放送から50周年なのですが、2017年9月30日現在日本での新たな商品や展開の情報はありません。同じアンダーソン作品の『スペース1999』は2017年に日本放送40周年を迎えた事を売りにして、スーパードラマTVでHDマスターの再放送が行われましたが、はたして同様な展開があるのでしょうか?
最近シニア層を視聴対象にしつつある無料放送の民放BSで『スパイ大作戦』とか『刑事コロンボ』を再放送しているのですが、ああいう感じでスーパーマリオネーション作品やアンダーソン作品の実写ドラマを再放送する枠とかあって良いと思うんですがね。