現在、特撮SF人形劇『サンダーバード』の権利を所有しているのはイギリスのitvです。そのため、日本題『サンダーバード ARE GO』こと『THUNDERBiRDS ARE GO』にも権利表示されているのですが、今回itvがとあるプレスリリースを出しました。
見出しにはitvが韓国のKTという会社に配給するみたいな話が書かれているのですが、その文章の中ほどでこう書かれいます。
Tohokushinsha has acquired the third season of Thunderbirds Are Go (ITV Studios and Pukeko Pictures in association with Weta Workshop).
「 東北新社が『THUNDERBiRDS ARE GO』シーズン3を取得した」と書かれています。
東北新社はサンダーバードの特撮人形劇版の頃から日本国内で権利運用している会社です。『サンダーバード ARE GO』もその日本運用権を取得しているのですが、今回シーズン3も取得したという発表がされた形です。
日本では未だにシーズン2すら放送されておらず、目立った動きとしてあったJXTGとのコラボ以降、ファンとしてはその後の動向が気になっていました。
追記:シーズン2の日本初放送は地上波ではなく有料チャンネルでの放送となりました。
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今回の情報を見る限り、金を払って取得したからにはやる気はあるんだろう、という感じでしょうか。
問題はいつやるのかという話ですが、シーズン3はイギリス他ではまだ全話放送し終わってません(追記:2020年2月22日、イギリスではシーズン3最終回の初回放送が行われた)。過去のシーズン1、2はいわゆる分割2クールという13話放送したら休みに入りその後残りの13話をやる、という形式でした。ただ、シーズン3は前例と違い13話より少ない話数で休止期間に入っています。しかし、これは打ち切りになった訳ではなく、現在制作中の形です。これは音楽を担当している人がTwitterで録音風景を投稿していますし、新作のミニチュア造形物の画像も出てたりしますので、間違いないと思います。
日本でやるとしたらですが、12月になって年明けの放送予定が出てきた時期に至っても、これと言った情報がありません。テレビ改編期のことも考えると来年2019年春か、それより先かと思います。ストーリー的にシーズン2と3をまとめてやる可能性も考えられます。まあ何にしても、ここ最近国内でのARE GOの動向が全く見えなかったので、今後に希望が持てるニュースです。
2018年12月25日追記
イギリスでシーズン3が再開されるのも、そう遠くなさそうです。
🎶It's the twenty-fifth day of #FABvent, did you get presents from Santa's sack? Thunderbirds Are Go WILL be back! (do you think this person might return too...?)🎶 pic.twitter.com/yljIiEeDsl
— Thunderbirds Are Go (@ThunderbirdsHQ) December 25, 2018
追記
イギリスでのシーズン3については、2018年5月26日に第9話まで放送した後、休止期間を経て2019年5月18日に続きが開始。第18話が2019年7月13日に放送されて以降、再度休止に入っています。
Wikipediaを見ると、全26話を9話・9話・8話と3期に分けて放送するような事が書いてあります。この情報のソースがどこなのか書いてないんですが、まあありえそうな分け方です。
追記:Wikipediaに書いてある3期分けの通りになっていますね。イギリスではシーズン3続きは2020年になってかららしいです。
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