『サンダーバード ARE GO』新2号の大きさ

『サンダーバード ARE GO』の全長

出典：サンダーバード ARE GO DXサンダーバード2号＆サンダーバード4号 TVCM - YouTube（いつの間にか非公開状態になった）

　日本語公式サイトには機体の細かいスペックや大きさは載っていなかったのですが、先日公開されたタカラトミーから発売されるDX2号&4号のおもちゃTVCM中に全長34.32mという表記が出ました（このDX2号は全長約40cmなので、このおもちゃのスケール・縮尺は85、8分の1くらいとなります）。これを元にPhotoshopの計測ツールを使用して各部のサイズを算出してみました。

　2014年夏にSPYIRというTumblrブログに投稿（その後1号を残して削除）された、マシンが360度回転する映像（2014年夏にあったサンディエゴ・コミコンのTHUNDERBiRD ARE GOのブースで同じ映像が流されており、他の投稿内容から見ても内部からの意図的なリークと思われる）から側面、正面、背面の外観画像を切り出し、全長を指定しその長さを34.32mを当てはめ各部のサイズを導き出します。

　ただし、手作業で始点終点を指定するのと、奥行きについてはレンズ設定で遠近感が強調されたりして多少誤差がありますので、前後ということにしています。

機体側面から

　上の画像がそれから算出された大きさ・長さです。機体下部から内包するポッドの上部までが6.5ｍ前後。後部の尾翼2つを繋ぐエンジンの上部までで9.5ｍ前後。機体下部からコクピットの窓の辺りまでが4.6ｍ前後。コンテナの長さは11.5ｍ前後となりました。

機体正面から

　上の画像は正面からですが、翼を広げた時が幅25ｍ前後、畳んだ時は17ｍちょい前後、ポッドを内包する胴体の幅（エンジンを除く）は10ｍ前後ということで、ポッドの幅も同じだと思われます。

機体後部から

　後部は尾翼上のエンジンの幅が21ｍ前後、後部の上下に開閉しそうな扉の部分は幅が8ｍ前後で高さは4.3m前後。エンジンノズルの直径は3.1m前後。

ポッド（コンテナ）のサイズ

出典：『THUNDERBiRDS ARE GO』

　上の画像はポッド（コンテナ）各部のサイズです。ポッド自体は高さ6.5ｍ前後、奥行き11.5ｍ前後。ポッドの扉は縦4ｍ前後、幅8ｍ前後になります。

　扉が開いてスロープが出てきますが、この時に地面とスロープの上の部分までは1.5ｍ前後、リフトアップする着陸脚の長さは8ｍ前後となりました。

　オリジナルの2号が全長76ｍでしたが、2004年の人間映画版では全長45ｍと小型化、今回の新シリーズでは更に小型化され全長34ｍになりました。それにともない救助メカも小型化されているようです。

　あとは重量なのですが今のところ不明。数年前に出版された権利元のitv監修の本「大図解 サンダーバード テクニカルマニュアル」

大図解 サンダーバード テクニカル マニュアル: メカと秘密基地のオフィシャル透視解剖図集 完全版

には、オリジナル版の2号にはトレーシー島周辺で採取できる「カヘリウムX」という稀少鉱物から出来た「カヘリウム」という超軽量なのに凄い強度を持つ新素材が使われているとなっていますが、新シリーズ英国版公式サイトの2号解説でも「カヘリウム」が機体のフレームに使用されていると書かれています。新2号の劇中での挙動などからしても相当軽いことが想像出来ます。

追記

　タカラトミーから1/144スケールのプラモキットが登場する事が公になりましたが、キットの全長は240mmだということで、設定全長の34.32mのほぼ1/144になっています。なので、プラキットの全長は24cm、翼を含む幅は17.3cm前後、コンテナの大きさは縦4.5cm前後・横6.7cm前後、奥行きは8cm前後、コンテナの扉は縦2.7cm前後・横5.5cm前後、になると思われます。

以上追記

サンダーバード ARE GO 公式ガイドブック (講談社 MOOK)

Thunderbirds : サンダーバード 完全記録

サンダーバード DX サンダーバード2号&サンダーバード4号