ジェリー・アンダーソン作品に関わったスタッフが解体前のスタジオ跡を訪れるドキュメンタリー

 去年にネット放送されたドキュメンタリーがDVDやブルーレイとなって発売されます。

 

メニュー画面

 これは「Thunderbirds1965」という作品で、スーパーマリオネーションを復活させたチームが製作したドキュメンタリーです。

 

mech.hateblo.jp

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 収録内容ですが、ジェリー・アンダーソン作品が撮影されたイギリス・スラウにある当時のスタジオ跡に、当時のスタッフが訪ねるというドキュメンタリー、デザイナーとして参加していたマイク・トリムへのインタビュー、 舞台裏、フォトギャラリー、予約注文専用のアートカードセットが収録されるそうです。

www.kickstarter.com

www.century21films.co.uk

 ビデオソフトには視聴地域によって制限をかけるリージョンコードのようなものは無いそうなので、日本で売られているDVD・ブルーレイプレーヤーで再生可能でしょう。

 ただ、通販ページや上のパッケージ画像を見てみると、特に日本語字幕があるかどうかについての記載がないので、英語音声と英語字幕のみだと思います。

 ちなみにインターネットを使ったダウンロード販売もVimeoで行われています。

キャプテンスカーレットの新映像

 2017年は『キャプテンスカーレット』の50周年記念イヤーだったのですが、本家イギリスでは関連商品がいくつか発売されたものの、これと言った大きな動きはありませんでした。

 この記念的な機会が逃されたことから、ファンのプロクリエイターが何かしようと思い立ち、時間は掛かったものの完成し、映像が公開されました。映像は利益目的で作られた物ではなく、作品への愛とジェリー&シルビア・アンダーソンとCentury 21の才能あるチームのために作られたということです。

 この映像を作ったクリエーター達は、『Thunderbirds1965』を製作したチームの一員で、人形やセットを持っていたために制作可能だったわけです。

 

mech.hateblo.jp

 

映像へのリンクはこれ↓

フェイスブックのアカウントが無くても視聴できます。

www.facebook.com

残念ながら日本語字幕とかはありませんが、ぜひ。

 

 彼らは『サンダーバード』や他のジェリー・アンダーソン作品のスタイルで、『Mob Street』という、新しいギャング・パペットシリーズを作りたいそうで、その支援も求めています。

www.patreon.com

(追記有)itvが『サンダーバード ARE GO』おもちゃの英国販売代理店としてバンダイUKを選ぶ

バンダイUK

 年明けに結構驚いた情報が飛び込んできました。『THUNDERBiRDS ARE GO』(日本題:サンダーバード ARE GO)の権利を持っている会社であるイギリスのitvが、同番組のおもちゃ商品の英国販売代理店として、バンダイUKを選んだそうです。

www.licensing.biz

The product line will be produced by Hengxin Shambala Kids Cultural Industry Development, its master toy partner in China. Distribution will be managed by Bandai UK.

この記事によると、おもちゃの生産は中国の「Hengxin Shambala Kids Cultural Industry Development」というところで、イギリス国内での販売をバンダイUKが担当するということです。itvやプケコピクチャーズは『THUNDERBiRDS ARE GO』はシーズン3で終わる、という話をwebメディアなどでしたことがあるのですが、残り十数話というタイミングで、このような変更をする理由が不明です。発表されていない何かが進行中なのでは?と思ってしまいますね。

追記

 色々過去記事を見ていたところ、2018年3月にHengxin Shambala Cultureが『THUNDERBiRDS ARE GO』の制作元であるプケコピクチャーズの株式を一部取得したというニュースがありました。

www.scoop.co.nz

元々、両社はビジネス上の関わりがあり、中国のテーマパークで『THUNDERBiRDS ARE GO』のプレイエリアを作るかもしれないという話も出ていました。

www.stuff.co.nz

この様に密接な関係がある会社同士だったわけです。

ーーー追記ここまでーーー

 

 新しいおもちゃのラインナップは、レスキュー活動をロールプレイする物と、キャラクターとミニチュア間で相互作用するアイテム、アクションフィギュアとビークルで構成されるとのこと。おもちゃは、1月22日からイギリスで開催される「ロンドン・トイ・フェア」で展示される模様で、商品画像なんかは近い内に見れそうです。

追記

 現地の情報によると

  • 3.75インチのフィギュア(トレーシー兄弟、ケーヨ、ザ・メカニック)
  • 12インチフィギュア
  • ビークル
  • 操縦できるサンダーバード2号と4号(両者の縮尺は不統一)
  • ロールプレイアイテム

が展示されているようですが、撮影禁止みたいですね。

 3.75インチという大きさは、海外でVivid社や日本でもタカラトミーから発売されていたフィギュアと同じサイズですが、同一の商品かどうかは今のところ不明。12インチ(大体30センチ)のフィギュアは、どうやらスコットとバージルのが展示されているらしいです。

ーーー追記ここまでーーー

2019年1月27日追記

YouTubeに動画が投稿されました。新しいトイが良く映っています。

www.youtube.com

 ガイドの人が言ってることもかなり興味深いのですが、それはまたあとで書こうと思います。映像を見ると、今まで見たことのない新商品が結構ありますが、3.75インチ(10センチくらい)のフィギュアや一部のビークルなど、Vividから出ていた商品と同じように見えますね。

 

大きいサイズのフィギュア

 新商品であろう30cmくらいのフィギュアは、可動点として首の回転、股の前後のスイング、肩の前後のスイング、肘の回転があるように見えます。映像ではバージルを動かしてますが、電飾とサウンド機能もあるそうです。それと、試作品なのかユニフォームの配色が変だったりしてますね。見た感じだとソフビではなさそうな感じもします。

 日本だと、ウルトラマンシリーズや戦隊シリーズのソフビにあるビッグサイズ物くらいの大きさですね。

動くサンダーバード

 2号と4号の新商品は、4号にプルバック式で走行し、2号はゼンマイ?による巻取りが出来るグラップルクレーンが出てくるようです。Vividから出ていた玩具に欠けていた、半自動操作によるアクションギミック要素が追加された感じがします。

ロールプレイ・アイテム

 さらに過去に発売されたことのない類のアイテムとして、ヘルメットとバージルが救助活動中に腕に装着する装置(たしかJAWSとかいうアダ名があるんでしたっけ)も展示。展示されているヘルメットはゴードン用のですが、これには水中にいるかのような声にするボイスチェンジャーが付いてるようです。

秘密基地

 トレーシー島も展示されてますが、これも新規造形のようです。Vividから出てたやつとも岩肌の造形が違いますし、タカラトミーから出てたやつともサイズが違うように見えます。

小さいサンダーバード

 ミニサイズのおもちゃもあるようです。何かメカ本体以外にも発進装置?みたいなのもあるのが気になりますね。

サンダーバード各機

 メインサンダーバードメカは、日本でも発売された「サウンドビークル」シリーズのままのようですが、パッケージ見るとあっちでは「モーション・テック」と改称されるようですね(映像を見ると3号と書いてあるのに1号が入ってますが…)。改称されるだけなら、新たに買いそろえる負担が生じず、ファンとしてもお財布にやさしいのではないでしょうか。

ーーー追記ここまでーーー

 イギリスでは、シーズン3の最初の方までVividというメーカーから、AREGOのおもちゃが発売されていました。日本国内で発売されたAREGOおもちゃも一部を除いて、そのほとんどはVividの商品を日本のタカラトミー名義で発売していた形でした。

 タカトミの日本国内でのARE GO商品化権がいつまでの契約なのか知らないですが、シーズン1の放送後新商品も出るわけでもなく、タカトミのオンラインショップでも品切れになり、店頭ではワゴンセールで安く売られているところをみると、もしかするとタカラトミーはもう権利持ってないのかもしれません。

 Vivid社については経営状態の話やら大株主が変わったなどのニュースもありましたし、AREGO版1号のビッグサイズおもちゃが展示までされたのに未発売のままだったり、気になることがあったので心配してました。

 今回の記事ではVivid社のことについて触れられていないのですが、「商品化権を複数の大きいおもちゃ会社に与える」という事はあまり無い事だと思うので、メインとするおもちゃ会社をVividからバンダイUKへ変更したという事の可能性がありそうです。

追記:海外ファンのブログなどでも今回の事が書かれていたりするのですが、向こうの方々はVividからバンダイUKに引き継がれると解釈しているようです。やはりその可能性が一番高いのでしょう。Facebookにあるサンダーバード関係のコミュニティでも、バンダイUKの参加は概ね好意的にとらえられている様子があります。

日本は

 ところで、気になるのは日本での話です。一部報道によると、この販売会社が変わるという動きは、他の地域にも広がると書いているニュースサイトもありますが、これを書いてるところが1サイトしか見つけてないので、信頼性に欠ける情報です。

 1月21日現在、シーズン2の放送情報もないのですが、今後日本でもシーズン2及び3が放送されるとして、日本でもおもちゃの販売がタカラトミーからバンダイに変更されたりするのか?(または新規のおもちゃが日本ではタカラトミーから出たりするのか)という疑問が出てきます。

 それと、現段階で「続きのシーズンは放送無かったな」と言っている人もいるようですが、そう判断するには少々気が早いようです。なにしろ、去年の12月にitvから東北新社(日本国内で『サンダーバード ARE GO』の権利運用をしている会社)がシーズン3の権利も獲得した、と発表がされたこともあるので。

mech.hateblo.jp

 バンダイとジェリーアンダーソン作品や『サンダーバード』との関係というと、サンダーバードと同じジェリー・アンダーソン作品の1つ『地球防衛軍テラホークス』では、イギリス国内ではバンダイからおもちゃが発売されたのにも関わらず、日本国内では未発売に終わったという話です。あと『新・キャプテンスカーレット』もイギリスでおもちゃを発売していました。(ただ日本では『新キャプスカ』がCS放送のみだったせいもあるのか、おもちゃは発売されず)

 この『テラホークス』と『サンダーバード ARE GO』は共通点として、どちらもNHK総合テレビで放送されたという点があります。放送頻度も同じような感じで、中継などで休止が発生していました。この時のように、ARE GOでも「おもちゃが日本国内で発売されないのでは……」という懸念が過ってしまうわけです。

 それ以外となると、2004年の人間実写映画版のおもちゃ展開もバンダイが関わっていたのと、1992~93年にテレビ東京で『サンダーバード』が再放送された際に、昔のプラモを再販したり、新しいおもちゃを発売したりして、あれがバンダイが積極的にサンダーバードをやった最後じゃないかと思います。ああ、それからバンダイのエモーションから、ビデオテープやらレーザーディスクといった映像ソフトを発売してたのもありますね。

 もし、今現在日本国内でのAREGO商品化権をタカトミが持っていない。という事があった場合、過去にも『サンダーバード』のマーチャンダイジングを手掛けているバンダイなので、グループ会社であるバンダイUKに同調して日本でも……という淡い期待を抱いてしまうんですが、どうなるか。

放送局に影響は?

 これに関しては現段階では何とも分からないのですが、このブログでも恒例のチェック項目になっている、NHKの国内放送編成計画と放送番組時刻表が2月の中旬~下旬あたりに公表されるので、これによりNHKで2019年秋ごろまでの間に『サンダーバード ARE GO』レギュラー放送があるのか、ないのかが判明するはずです。

 日本国内での配給権は東北新社が持っているのは変わらないと思うので、もし『サンダーバード ARE GO』シーズン2・3が配給:東北新社、提供:バンダイで民放の枠で放送されるという事になると、どこの局でって話になる訳です。

 まあ、やはりアニメ枠が多いテレビ東京系か民放BSとかの可能性が考えられます。(テレ東以外はそもそも子供向けアニメ枠があまり多くなく、何年もやっているアニメが引き続きやっているのが多いですが、テレ東は『マーベル アベンジャーズ・アッセンブル』のような自社が製作に噛まないのも放送してるので)

 ただテレビ東京は全国で見れる訳では無いので、NHK放送に比べるとその点ではかなり不利なのは推測できます。そこは最近のテレ東で放送してるウルトラマンのように、YouTubeとかで見逃し配信をするとか、やりようはある訳で、あとはどうやって子供たちに「こういう番組がある」という事を知らせていくか、なのではないでしょうか。

 過去の例からも「てれびくん」「テレビマガジン」「幼稚園」といった対象年齢層が見そうな児童誌や、「コロコロコミック」あたりで宣伝する事になるのでしょう。あとはタカトミが公式YouTubeで最近よくやっているように、ユーチューバーを起用して宣伝するとか。

 全国放送であるNHKで本放送・再放送と最低2回放送されたシーズン1ですが、それももう2年以上前です。もし今後シーズン2及び3を地上波放送するにしても、思い出してもらうとか、番組の存在を知ってもらうために、レコメンド機能がある日本国内でも定額制のネット動画配信サービスで配信した方が良いのではないかと。

 前はバンダイチャンネルやU-NEXTあたりでシーズン1の途中まで配信していたことがあったんですが、今はもうありません。アマゾンプライムビデオ、Hulu、Netflixあたりのどれかに入ればレコメンドで新たなファンを獲得することも可能でしょう。てかイギリスとかアメリカでは、アマゾンプライムビデオに入っているんですがね……