企業ソング

 「ジャパネットたかた」が25周年記念番組で、スタジオにあのテーマソングの作曲者を呼び歌ってもらっているのを見た。

 「あの会社と言えばあの曲」というような企業ソングは色々あるが、地元群馬の企業で有名なところでは、「ワークマン」がある。

 吉幾三のあの曲は20年以上、彼がキャラクターとして起用されていたのは恐らく30年以上だったが(扱い商品のカタログモデルまで務めていた)、昨今の会社イメージや扱い品のリューアルであっけなく捨てられた。

 あの会社としても、使うのを辞めるには色々考えたのかもしれないが、少なくとも20年以上使われ、チェーン店の無い県でも在京キー局発の番組の合間にCMが定期的に流れていて定着してきたものを捨ててまで、店のイメージを変えなければいけなかった(のかもしれない)ワークマンには同情の念すら覚える。

 動画によっては読むだけ時間の無駄だったと思うようなコメントもあるYouTubeだが、ワークマンCMのコメント欄を見ると、あのCMと曲の愛され具合が良くわかる。

 冒頭で書いたジャパネットたかたの番組では高田明・前社長が登場し、曲が出来た経緯なども語っていた。さらに企業ソングの扱いについても持論を語っていたが、長く使われ、企業名と共に認知され、消費者にも愛されている曲を大切にする姿勢が、番組内での扱いに表れていたように思う。

IKZOのCM曲を使わなくなったワークマンには喝ですよ!喝!

今年の「Thunderbirds Day」に新映像公開

 2017年から毎年9月30日に「インターナショナル・サンダーバーズ・デイ」が行われています。これは1965年9月30日に本家イギリスで『サンダーバード』が初放映されたことを記念してのことなのですが、2019年の情報が出ました。今年は新作映像が公開される模様。

www.youtube.com

 数年前に50年以上前に発売されたレコード盤のオーディオドラマから音声を利用し、クラウドファンディングで資金集めをして3本の新作が作られたことは、記憶に新しいと思います。今回はもこれと似た手法のようです。もちろん今回も現在の権利元である英国・ITVの了承を得て制作されています。 

mech.hateblo.jp 

 このレコード盤ドラマというのは、映像化された3本を除いた他に十数作品あります。それらはテレビ放送されたエピソードの音声をレコード盤に収録できる長さに編集し、さらに登場キャラクターの新録ナレーション(発売当時)を追加した形になっています。

 今回予告として公開された映像を見ると、日本でのサブタイトルで言うと第1話の「SOS原子力旅客機」、「死の谷」、「死の大金庫」を使ったレコード音声を使って新たに映像化する模様です。

 「SOS原子力旅客機」ではスコットが、「死の谷」ではブレインズが、「死の大金庫」ではペネロープがそれぞれナレーションしています。

追記

 3本を新たに映像化したクラウドファンディングのプロジェクトページで、今回放送される映像の一部が公開されています。

www.kickstarter.com

 やはり元の話にある部分は映像を再利用、主にナレーション部分を新たに映像化して、それを組み合わせていますね。

さらに追記

YouTubeでも公開中

www.youtube.com

www.youtube.com

 

ーーー追記ここまでーーー

放送場所

www.century21films.co.uk

上のCentury21 Filmsのページで。

時間

 9月30日午前9時から深夜まで(これは多分英国時間。イギリスはサマータイムがあるので、日本時間は9月30日(月)17時から)30日が月曜平日という事もあるのか、週末である10月5・6日の同じ時間に再度放送するそうです。

 これら3枚のレコードのセリフを書き起こしているページがありますので、前もって見ておくといいかもしれません。英語で書かれていますが、webブラウザGoogleロームで翻訳機能を使って日本語に翻訳して閲覧すれば、ナレーションの内容は大体分かると思います。

thunderbirds.fandom.com

thunderbirds.fandom.com

thunderbirds.fandom.com

 

 上に埋め込んだYouTubeの予告動画ページに英文で放送概要が出ていますので、引用すると

Catch a one-off live Thunderbirds Day stream on the Century 21 Films YouTube channel, running on September 30th, 9am until Midnight, and then again the following weekend (5th & 6th October) at the same times.

The live stream will include brand new Thunderbirds Supermarionation content, with three further Thunderbirds mini-albums being adapted to celebrate the occasion. This will also include a rare chance to see the anniversary specials produced by Century 21 Films in association with ITV to celebrate the 50th anniversary.

The schedule will include the following content, on a loop between the times specified above:

– Introducing Thunderbirds (50th anniversary special episode)
– Gerry Anderson Interview (Gerry discusses how Thunderbirds was created)
NEW: Trapped in the Sky (Scott Tracy narrates International Rescue's first operation)
– The Abominable Snowman (50th anniversary special episode)
– Century 21 Slough (Documentary: Original crew members visit the old Thunderbirds studios on the eve of their demolition)
NEW: End of the Road (Brains narrates the story of another International Rescue operation)
– Doug Luke Interview (Century 21 stills photographer Doug Luke discusses his time working on the Supermarionation productions)
– Mike Trim Interview (Mike Trim discusses his time working at Century 21 and on Thunderbirds)
– The Stately Homes Robberies (50th anniversary special episode)
– Thunderbirds 1965 (Documentary: The crew of the 50th anniversary specials discuss the behind the scenes process)
NEW: Vault of Death (Lady Penelope tells of the time International Rescue was called to rescue a man trapped in the vault of the Bank of England)

PLUS: newly produced interstitials and idents featuring the craft and characters from Thunderbirds and rare archive footage.

とあります。新映像以外にクラウドファンディングで制作された3本や関係者インタビュー、 ドキュメンタリーなどが放送時間内に繰り返し放送されるとの事。

 

 予告動画を見ると、今回の製作チームも上記の3本の新エピソードを手掛けた方々がやっている、CENTURY21 FILMSとの表記。

www.century21films.co.uk

このスタッフには、5月に日本で出版された「サンダーバード完全写真資料集成」を執筆した、スティーブン・ラリビエー氏も。 

サンダーバード完全写真資料集成

サンダーバード完全写真資料集成

 

 どんな映像なのか楽しみですが、去年の一挙放送&3エピソード放送の時と同様に英語のみでしょうね。YouTubeは字幕機能が一応ありますが、今回の放送で使えるのかは不明。

 クラウドファンディングで作られた3エピソードは、去年のサンダーバードデーでアメリカのShout! Factoryという会社発と思われるインターネット放送企画があった際に、日本からも見れたという事はあったのですが、日本で公開や上映、放送と言った形になったことはありません。

 ネット上で話題にはなったが、本編をちゃんと見たことがあるというサンダーバードファンは多くはないでしょう。ネット配信での一番の問題は、日本語字幕が無いということですが、これは海外発の企画によるイベントなのでどうしようも無いですね。

 デアゴスティーニが「サンダーバード2号を作る」を発刊していた関係で、2017年末にサンダーバードのイベントがありました。この時のトークショー登壇者の発言で、件の3エピソードを日本でも見れるように東北新社が動いてるらしい、という様なこぼれ話があったそうですが、あれからもう1年半以上経ちましたが、未だに見れないですね。

 サンダーバードデーも、もう3年目です。東北新社はこの日に合わせて日本発で何か企画しないのでしょうか?

 

 

『地球防衛軍テラホークス』がイギリスでリメイク!

 びっくりなニュースが飛び込んできました。イギリスでは1983年、日本では1985年から放送された『地球防衛軍テラホークス』がリメイクされるそうです!Anderson Entertainment とTiny Giants LLCが関与する模様。イギリスでは、オリジナル版がシーズン3まで製作されるほど好評だったので、割と企画が通りやすいのでしょうか。

www.licensingsource.net

 この作品は『サンダーバード』や『謎の円盤UFO』などの原作・プロデューサーで知られる故ジェリー・アンダーソン氏の作品です。『サンダーバード』を始めとするスーパーマリオネーション作品や『謎の円盤UFO』などの作品は、VHSやβなどのホームビデオが普及する前に故ジェリー氏が権利を売却してしまい、その後何度か転売や吸収合併で現在の権利保有者はイギリスのITVになっています。90年代後半にカールトンという会社に権利が映った時にジェリー氏はスーパーバイザー的な立場で招聘され、ある程度の利用・開発を出来るようになったようなんですが、その辺の事情もあって、アンダーソンエンターテイメントが全てを自由にできる作品はあまり多くありません。

 『テラホークス』は自由にできる作品の中で名が知られている作品ですから、再開発の最有力候補だったのでしょう。

 息子であるジェイミー氏が、2019年8月12日にTwitterで以下のようなツイートしています。

ぶら下がっている会話を見ると、ネタとかではなく本当のようです。

追記

アンダーソン・エンターテイメントの公式ツイッターから投稿がありました。

この記事によると、

twitter.com

  • 現在、Tiny Giantsと協力して放送局と定額制動画配信サービスに売り込むためのショーを準備している。

www.tinygiants.tv

  • JAKeは初期開発以降も引き続きシニア・クリエイティブの役割を果たす。
  • 『テラホークス』のオリジナルデザイナーであり、特殊効果スーパーバイザーのスティーブ・ベッグがテラホークス・マシンのリイマジン(再構築・再解釈てな意味?)に戻ってくる。

という事が書いてありますね。初期開発段階にあるということは、今回の発表に対するファンの反応次第で内容(ケイトの暗い過去云々)などが変更されても不思議はないように思います。オリジナルの持つ作風が好きなファンは、暗い過去云々が語られるのは、あんまり好まないのでは無いかと。

 しかし心配したところで、日本では通常の方法で視聴出来るかどうか……あんまり期待出来ないでしょうね。なので新たなファンを作ることも、30年とか50年後にはオリジナルも含めこういう作品があったという事を知っている日本人も、かなり少なくなるでしょう。

 ーーー追記ここまでーーー

 物語はケイトを中心にし、テラホークスに仲間入りを果たした彼女が、エイリアンの侵略から地球を守りながら、家族の暗い過去についての秘密を明らかにしながら進む、という物。ケイトというのは下の公式YouTube配信のサムネにいるピンクの女性キャラクターです。それと、記事には「reimagined」とありますので、続編ではなく、リメイクやリブートと言われる部類の物でしょう。

 ところで、この作品はスーパーマクロメーションという、口動きは手で手足は棒などで動かすキャラクターが動き回る作品なのですが、今回の企画はどういう表現方法になるのでしょう?

www.youtube.com

記事にはその点については何も書かれていないので、現時点では分かりませんが、近年ジェイミー氏は故ジェリー氏原案で、日本でアニメが作られた『ファイアーストーム』を人形特撮化する企画を動かしており、人形という表現方法に拘りがある模様。今回のテラホークス企画もCG化で進めるようには……思えないですね。

 

mech.hateblo.jp

 

 他に、ゼロイドという球体ロボや日本人隊員のヒロと言った面々もいるのですが、新企画でどうなるのかなど、これまた気になるところです。

 しかし、一番気になるのは日本でどうなるかですよね。放送局や定額制配信に売り込むと言うことですが、内容以前に事と次第によっては、日本で見る事ができない可能性が高くなりそうな気配がします。

 オリジナルは元々日本の東北新社が持ち掛けた話から出来た作品ですが、1985から86年にNHKで放送されて以降他局でも再放送が無く、近年になって東北新社系のスーパー!ドラマTVのネット配信サービスで配信開始されたまでは良かったものの、その後サービス自体が終了してしまい、また日本では見れなくなってしまいましたし……