本家イギリスでは1月末にシーズン1の放送が終った『THUNDERBiRDS ARE GO』ですが、既報の通りシーズン2の制作が決定しています。そして今回公式TwitterとTumblr、Instagramで撮影の様子が投稿されました。
Season 2 exclusive! The 1st time we've used a fully miniature Thunderbird vehicle, with model maker, Allister Whyte pic.twitter.com/ZkU09rK97z
— Thunderbirds HQ (@ThunderbirdsHQ) 2016, 2月 3
画像はシーズン2の撮影で最初にミニチュアを使った時の物で、撮影は順調に進行中。製作陣も非常に興奮しているとのこと。
サンダーバード2号のミニチュアが吊るされています。ポッドがズレているので分離可能みたいです。大きさは1メートルはありそうですね。
1965年のシリーズでは、シリーズ前半で90センチほど、映画にも使われた1メートルほどの大きい模型があったのですが、同じくらいのサイズのようです。やっぱり、他のサンダーバード機もミニチュアが製作されているのでしょうか?気になりますね。
NHKのスペシャル番組で、河森正治氏(サンダーバードSのデザイナー)が製作スタジオに打ち合わせに行った際の話をしてました。彼らも1965年版の熱狂的なファンでもあり、サンダーバードメカもミニチュアでやりたかったが、ミニチュアを製作するのが見合わなかったようだと、語っていました。
舞台のスケールも特撮の規模も復活したと言われる『ウルトラマンX』でも、メカ系は撮影用ミニチュアは製作されていないらしく、洋の東西を問わず撮影用モデルは人間との絡みがある実物大等を除き、一番最初に削られる要素みたいですね。
シーズン2で撮影用モデルが製作されたのは、やはりシーズン1が好評で各種売上も良かったので、ミニチュア製作に予算が配分出来るということでしょうか。
1965年シリーズでは人間が腕を使って操作して動かしていましたが、ARE GOシーズン2ではどうなるんでしょう。今の技術ではコンピューター制御で同じ動きを何度もさせる事や、移動しながらの姿勢制御などが可能になっているのでそれで行くのか、あえて人力でやるのか、両者をバランス良く活かすのか気になる所です。
製作しているプケコ・ピクチャーズのブログによると、シーズン2はイギリスで2016年〜2017年あたりに放送と発表されているので、日本で放送されるとしたら2016年春以降でしょうか。
そのときは1ヶ月於きに2週休みになる今の放送枠は止めて欲しいですね。総合でやるならちゃんと毎週放送出来る枠、若しくはEテレでお願いしたいです。