『ブルックリン・ナイン-ナイン』という海外ドラマがあります。日本ではネットフリックス(日本語吹替も有)で配信中なのですが、この作品はWikipediaの概要を引用すると
ニューヨークの架空の警察署「ニューヨーク警察99分署」を舞台にしたコメディドラマ。堅物の署長レイモンド・ホルトとお調子者だが仕事は出来る刑事ジェイク・ペラルタを中心に警察署内、街中、仲間内で起こる様々な事件やトラブルを描いている。
と言う感じのドラマです。
この作品は2013年からフォックス・ネットワークで放映され、第5シーズンまで放送したFOXが打ち切りを発表し、その後はNBCで放送されることになるほど根強い人気があるわけです。
www.tvgroove.com
何の関係が
この作品とパトレイバーがどう繋がるのかと言うと、海外の人に言わせると
- 『ブルックリン・ナイン-ナイン』は、ロボットのないパトレイバーだったり、
- アニメ版の『ブルックリン・ナイン-ナイン』は『パトレイバー』だったり、
- 『パトレイバー』はブルックリン・ナイン-ナインにロボット要素を足した感じ
という感じ。まぁもちろん『ブルックリン・ナイン-ナイン』視聴者の中で『パトレイバー』を知っている人のみがそう言っているんでしょうが、ネットで検索すると結構このことが出て来ます。
今もそう考えているのか分かりませんが、現在パトレイバーの権利を管理している株式会社ジェンコの真木社長(新作EZYのプロデューサーでもある)は2017年夏にwebラジオ番組に出演した際にこう言っています。
agonp.jp
「今新しいアニメーションを作り始めてます。作り始めてますって言ったって、まだシナリオも出来てないから。ま、一体何年にね……」
(略)
「原作者5人から権利の管理を任されたっていうことが一つ。でそれにともなって、じゃあ新しいパトレイバーのアニメーションを作ろうぜっていう。今まあプリプロって言うのかな、企画段階ですよね」
(略)
「これもアニメと実写と両方やりたい。実写はハリウッド。押井さんがやるんじゃなくて。押井さんはほらもうやったからさ、パトレイバー実写やったからね」
(略)
「これはやっぱりハリウッドと組んでやりたいなと思ってますね。まあ夢ではあるけども、アタックをして行けば、ああこういう風にしたら出来るんだっていうのが出てくるかもしれない」
(略)
「いわゆるシリーズ+映画、計画中で、何年になることやらね」
こんな感じで、アメリカでやりたいようです。そんなわけで、パトレイバーの海外での人気はどうなのかな?と色々検索しているうちに、『ブルックリン・ナイン-ナイン』に行き当ったわけです。
この2作品でTwitter検索してみると、『ブルックリン・ナイン-ナイン』シーズン1が終わった頃には既にそういうツイートがあります。
パトレイバーがかわいい。本当にブルックリン・ナイン-ナイン/パークス+レック with メカです。
ここで挙げられているParks +Recというのは、『パークス・アンド・レクリエーション』というドラマのこと。これもコメディドラマですね。
ja.wikipedia.org
こんなのもあります。
パトレイバーは一時期 法と秩序とロボットと宣伝されていましたが、そうではありません。
それはブルックリン99とロボットです。
機動戦士パトレイバーは、もしもブルックリン99にメカがいたらというアニメです。
最初のアレはよくある間違いなのでスルーします。
彼らがパトレイバー2のようなブルックリン99の映画を作った場合を想像してみてください。
実写版パトレイバーだけど、CLAT&ブルックリン99のキャストだよ。
当然、クライムレイバーアタックチームの方のCLATの事でしょう。
ブルックリン99 パトレイバークロスオーバー ツイートを送る
この2作品のクロスオーバーという発想
ブルックリンナインナインは基本的にパトレイバーですが、ロボットがいないのですね。確認してください。
ブルックリン99はロボットがいないだけのパトレイバーです。
ブルックリン99を待つ人たちはパトレイバーを見るべきかもしれない。
ただアイデアを出しているだけですよ。
↑のは番組の放送局が移動する時期のツイート
HIMYMが終わったので、ブルックリン99を見始めました。
このシリーズはパトレイバーだな
リメイクアメリカンノーメカパトレイバー
押井がゴーストバスターズに似たパトレイバーのハリウッド映画化を見たいって言ってたけど、もし実現するとしたらメカを使ったブルックリン99にしてほしいわ。
この押井さんの発言は↓の記事のですね。
jp.ign.com
機動警察パトレイバーは、1999年のはるか未来を舞台にした80年代のSFメカシリーズです。繊細な世界観とかわいらしいキャストが魅力のシリーズ。このシリーズのトーンは、ブルックリン99のエピソードからトム・クランシーの小説まで、さまざまです。
トム・クランシーの話が出て来たのはいかにも外国です。
ブルックリン・ナインナインのキャストが基本的に同じ役を演じるパトレイバーの実写化のアイデアが頭に浮かんできて、それが吐き出せない。
ブルックリンナインナインはアメリカン実写版パトレイバー(メカなし)は、私の考えを変えます。
誰も知らないけど、パトレイバーのファンフィクションを書いていて、オリジナルのキャストがいて、ブルックリンナインナインのような流れなんだけど、キャラクターの命のバトルロイヤルに逸脱している。
やっぱり海外にもこういうファンがいるんですね
パトレイバー=ブルックリン99+巨大ロボット
とまぁ、Twitterではこんな感じで結構な数あります。他にもブログとか色々SNSはあるので、そういう所にもあるでしょう。
日本のネットフリックスでも配信してるので、気になった方は一度ご覧ください。日本語吹替版もありますから。
ブルックリン・ナイン-ナイン | Netflix