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サンダーバード、テラホークス等が見放題「スーパー!ドラマ クラシック」がFire TV視聴に対応

追記:スーパー!ドラマ クラシックは、2019年2月に終了することが発表されました。……→終了しました。

vod.superdramatv.com

 

 前からこのブログで何度か書いている海外ドラマを月々500円(税別)で定額見放題な「スーパー!ドラマ クラシック」ですが、2018年3月6日にFire TV視聴に対応したことが発表されました。これでスマートフォンタブレット端末以外のテレビでの視聴が可能になりました。

vod.superdramatv.com

 公式サイトから配信作品を引用すると

地球防衛軍テラホークス」(1983年) <日本初配信・未ソフト化>

スーパーカー デジタルリマスター版」(1961年)<日本初配信・未ソフト化>

「ウエスタン・マリオネット 魔法のけん銃」(1960年)<日本初配信>

「ベン・ケーシー シーズン1~2」(1961年~) <日本初配信>

ミステリーゾーン シーズン1~5」(1960年~) <日本初配信>

「ねむれナイト♥コルポ・グロッソ」(1989年) <日本初配信・未ソフト化>

「ファミリータイズ シーズン3~4,6~7」(1984年) <日本初配信>

サンダーバード 完全版」(1965年)

キャプテンスカーレット 完全版」(1967年)

新スパイ大作戦」(1988年) <日本初配信・未ソフト化>

「冒険野郎マクガイバー シーズン1~7」(1985年~) <シーズン3以降 日本初配信>

「スペース1999 シーズン1~2 完全版」(1975年~)

謎の円盤UFO 完全版」(1970年)

「犯罪捜査官ネイビーファイル シーズン1」(1995年)<日本初配信> ほか

と言う感じで、このブログでお馴染みジェリー・アンダーソン プロデュース作品でソフト化済み・未ソフト化の作品が結構あります。

Fire TVってなに?

 Fire TVというのは、ネット通販のアマゾンが発売した映像を視聴するための機器です。Fire TVをHDMI端子搭載のテレビやモニター等に接続し、Wi-Fiか有線LANケーブルを使ってインターネットで通信し画面で映像を見る形です。 

Fire TV Stick (New モデル)

Fire TV Stick (New モデル)

 
Fire TV  (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

 

形としてはスティック型と薄い板型のがあります。最新型はWi-Fi接続が基本になっており、有線で繋ぐ場合は別売りの有線ユニットを使います。

 設定等詳しいことはアマゾンのヘルプページや、スーパー!ドラマクラシックの視聴方法に書かれているので、そちらをどうぞ。

 画質はというと、会員各々が使っているインターネットの速度や、配信に使われてる映像素材の状態にもよるんですが、このサービスがSD(スタンダード・標準画質)での配信なので、DVDと同等くらいな感じです。

 スーパー!ドラマ クラシックは最近、コラム・オリジナル解説動画・プレゼントなど、会員限定コンテンツに力を入れてるようなので、今後も期待しましょう。

アンダーソン作品のラインナップ

 アンダーソン作品のなかで近年ソフト化されたのはスティングレイ、サンダーバードキャプテンスカーレット謎の円盤UFO、スペース1999程度で、初期のマリオネット作品や実写作品でソフト化されていないものが結構あります。

 スーパーカー、XL-5はセレクションDVDで数話収録されたり、ジョー90のようにデアゴスティーニの分冊DVDというイレギュラーな形で発売された作品があったりしますが、この「スーパー!ドラマ クラシック」では、魔法のけん銃やスーパーカー、XL-5、テラホークスなど未ソフト化だった作品も配信。

 吹き替え音源が現存しない作品については日本語字幕になりますが、このサービスが始まるまで日本語で見る環境がほとんどなかったので、字幕とはいえ日本語で見れるのはありがたいことです。

 どうせならデアゴの分冊ですらDVD化されなかった『ロンドン指令X』、日本でほとんど見ることが出来なかった実写SF『ザ・デイ・アフター・トゥモロー』、『スペース・シンクリフト』、ストップモーションアニメ『ディック・スパナー』や、日本のテレビでも放送された『決死圏SOS宇宙船』、『プロテクター電光石火』あたりも配信してほしいですね。

 欲を言うと、これは東北新社関係ないらしいのですが、アンダーソンが原案で日本資本(伊藤忠ファッションシステム)で作られたアニメ『ファイアーストーム』もお願いしたいところ。ジェリー氏の息子がこの原案をもとに、メカ設定などもアニメと共通する人形劇版のパイロットムービーを製作中なので、シリーズ化の暁にはそっちも日本国内での権利を獲得して欲しいです。

配信という形

 何年か前には『サンダーバード』がバンダイチャンネルやHuluなどで配信されたことがあるのですが、あまり長いこと配信されませんでした。その配信終了が、このサービス開始と関係があったかは不明ですが、今のところ日本国内でジェリー・アンダーソン作品が見れる動画配信サービスは「スーパー!ドラマ クラシック」だけだと思います。

 画面に入るロゴやページに記載されていた情報から、バンダイチャンネルやHuluにサンダーバードを配給していたのは東北新社。ネット動画配信系は配給元が配信を予告なく終了することすらあるのですが、この「スーパー!ドラマクラシック」はジェリー・アンダーソン作品の多くの日本国内配給権を保有し、配給している東北新社の関連会社である「スーパー!ドラマチャンネル」が運営しているので、他のサービスと違って急に配信がなくなるという可能性は低いかと思われます。

今後

 後は携帯キャリア決済など支払方法の拡充が待たれる所です。配信してるコンテンツに年齢高い層向けが多いですし、この層にはクレカ使いたがらない勢も根強くいます。支払方法の拡充が行われれば、そう言った人々も加入し易くなるのではないでしょうか。

サンダーバード ARE GOシーズン3の内容に関する情報

追記

 2018年9月現在、日本ではまだ未放送のシーズン2の情報はこちら

mech.hateblo.jp

 

 本家イギリスでは2018年春にシーズン3の放送が始まることが判明していますが、そのシーズン3の情報が英語のニュースサイトに出始めました。内容はほとんどが同じようなものの中、多少詳しく書かれている記事があるのでリンクを張っておきます。多少のネタバレもダメな人は読まないように。

invisioncommunity.co.uk

 イギリスではやはりシーズン1,2と同じく、前半13話+後半13話で合間に休止期間が入る形式(日本でいう分割2クール)で放送されるようです。

 

追記 

mech.hateblo.jp

 

追記

イギリスでのシーズン3放送については、2018年5月26日に第9話まで放送した後、休止期間を経て2019年5月18日に続きが開始。そして第18話が2019年7月13日に放送されて以降、再度休止に入っています。

 Wikipediaを見ると、全26話を9話・9話・8話と3期に分けて放送するような事が書いてあります。この情報のソースがどこなのか書いてないんですが、まあありえそうな分け方です。イギリスではシーズン3続きは2020年になってかららしいです。

NHKの2018年春からの番組編成が公表されたけど、サンダーバード ARE GOはあるかな?

 だいたい半年ごとにNHKの番組改編があるんですが、それに関係して毎年2回、番組編成に関する資料が公開されています。そして今回も公開されましたので、シーズン2の情報記事に追記しておきました。

mech.hateblo.jp

この資料にはサンダーバードの文字はなく、2018年前半期(10月初頭前後まで)にはサンダーバード ARE GOシーズン2の専用の枠を確保してのレギュラー放送は無いようです。ただし、シーズン1時の様な先行放送みたいな形だと資料に載らないので、調べられなくて困ります。

 資料のよる0時近辺にアニメとだけ書かれた枠がありますが、これはNHKが制作しているアニメの枠ですね。そもそもメイン層を子供としているARE GOをこんな時間に放送する訳がありませんし。

 前から言っている「前例ありの民放地上波局へ移る可能性もあるんじゃないか説」ですが、これも現在の日本の朝や夕方の子供向け番組の放送時間帯のラインナップとその提供会社をみてると、もっとタカラトミーや大手玩具メーカーに上手く協力してもらわないと厳しいだろうなあという感じがします。

 タカラトミーシンカリオンで忙しいようですし、その製作委員会に入ってる会社なんかをみてると、あのくらい作品のプロモーションをしてアピールし人気を得るには大変だろうなと。特にARE GOは海外で出来上がった作品なので、日本の製作委員会というかチームみたいなのがあっても、作品自体を自分たちに利があるように弄れませんし。タカトミも日本オリジナルのおもちゃ出してくれて頑張ってくれてたようですけど…何よりまともな放送が大前提でしょう。 

 NHKで単に放送予定が立たないだけなのか、もうやる気が無いのか、もしかした日本でシーズン2と3を立て続けに放送してしまえという考えがあるのか知りませんが、後者だとすると1年近く放送期間取ることになりますねえ。まあ考え過ぎでしょうが。

 それにしても前にWEBインタビュー記事に、東北新社NHKがARE GOの国内権利獲得合戦でライバルだったみたいな記事がありましたが、そんときに新社の人が偉い人に「絶対権利取ってこい」的なことを言われたと書いてありましたが、取っといてこれは無いでしょう〜(悲)