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アンダーソンのカラー化エピソードをまとめたブルーレイが英国で発売予定

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 先日お伝えした、アンダーソン作品のうちモノクロ作品の一部エピソードが新たにカラー化されたという話ですが、続報が来ました。イギリスで、そのカラー化したものをまとめたブルーレイを発売するそうです。

new.networkonair.com

ディスク2枚組。カラー化に関係した特典映像、16ページのブックレットがある模様。

収録作品

  • FOUR FEATHER FALLS(ウェスタンマリオネット魔法のけん銃)のFirst Train Through(鉄道開通の巻)
  • SUPERCARスーパーカー)のPirate Plunder(海賊退治)、Supercar "Take One"(映画騒動)
  • FIREBALL XL5(宇宙船XL5)のThe Sun Temple(ミラスの神殿)、The Granatoid Tanks(ロボット戦車隊)、A Day in the Life of a Space General(中尉、閣下となる)

「中尉、閣下となる」についてメーカーのページには特に記載がないのですが、以前単独でカラー化されてブルーレイ発売されたことがあるので、それを収録したものかもしれません。

 いつも通り日本盤での発売はたぶんないでしょう。スーパー!ドラマTVで放送されるか、スターチャンネルEXあたりで配信されるかを淡く期待。

アンダーソン作品のカラー化作品が増える模様

 『宇宙船XL5』60周年ということで、10月28日からイギリスのNetworkという映像ソフト会社の配信サービスでカラー化した映像が配信されるそうです。

www.youtube.com

XL5第1話の復元版と、「The Sun Temple」(ミラスの神殿)と『魔法のけん銃』の「First Train Through」(鉄道開通の巻)のカラーライズ版を紹介するらしい。

 他に、失われたと思われていたジェリー・アンダーソンが監督した番組(人形劇ではない)も配信するようです。

 しかし、Network On Airは日本語対応はありません。過去にアンダーソン作品を特別配信する企画の時は日本からも視聴できたそうなので、今回ももしかしたら見れるのかも。

 

 XL5は過去に1話分がカラー化されているので、これで2本目。過去にカラー化された「中尉、閣下となる」は、ほぼ人力によるカラー化ですが、今回のはどうなんでしょう。AIによサポートがカラー化の業界にも来ているらしいので、もしかしたらそういう省力化のおかげで今後も増えていくんでしょうか。

 ただ、当時撮影されたカラー写真と人形の着ている服の色が違うなどの話が出ているようですが、日本の『総天然色版ウルトラQ」の様に徹底した資料収集などやってないのかもしれませんね。

『サンダーバード55/GOGO』1号2号スタジオモデルが英国へ帰る

 『サンダーバード55/GOGO』のプロモーション期間を終えて、1号と2号のスタジオモデル(本編撮影で使用された模型)が帰国したとのこと。

 2021年10月から各地で開催されていた庵野秀明展で展示。その合間にはコラボ企画でラフォーレ原宿でも展示されていました。そして日本でのプロモーション任務を終えて無事イギリスに戻りました。

 庵野秀明展の開催中には、観覧者によりツイッターに画像がそれなりの頻度で投稿されていました。この展覧会の説明プレートには、『55/GOGO』で使用された模型であることが記載されていましたし、庵野秀明展がテレビ番組で取り上げられた際には、この模型と共に『サンダーバード』が割と時間を取って紹介されるなど、プロモーションで果たした役割は大きかったと推測されます。

日本テレビ『シューイチ×庵野秀明展』 2021年10月17日(日)放送

 新たな冒険に備えているということなので、今後も注目です。

 

 

 

 

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