よろず手控え帖

追記の多いブログ

『Thunderbirds 1965』ではなく『Thunderbirds:The Anniversary Episodes』

 過去何度も書いてきましたが、レコードに記録された『サンダーバード』の音声劇を元に、3エピソードを人形を使いスーパーマリオネーション形式で映像化した『Thunderbirds 1965』。

 

mech.hateblo.jp

 

これらの名称が『Thunderbirds:The Anniversary Episodes』と確認されたと、報告されています。

https://twitter.com/la_riviere/status/1285523712666722304

 Twitterでこの報告をしたのは、クラウドファンディングの説明ビデオにも登場している、スティーブン・ラリビエー氏。Producer / Director / Puppeteer / Actor / Writer(Twitterのプロフィール欄より)で、日本でも『サンダーバード』や『謎の円盤UFO』といったジェリー・アンダーソン作品の書籍を複数出している人物です。

www.kickstarter.com

 これによると、『Thunderbirds 1965』の名はキックスターターのプロジェクト名であり、正式なタイトルは『Thunderbirds: The Anniversary Episodes』であることが確認されたということです。確認したというのは、現在サンダーバードの権利を管理しているイギリス・itvに、ということでしょう。これにより、日本式に書くと

ではなく

と言う感じで、独立した一つの作品ではなく、数十話存在する『サンダーバード』に含まれるエピソードとして権利元に認められたということでしょう。

 この3エピソードに関連する情報として、海外の動画配信サービス「BritBox」で8月から動画配信されるとのこと。今まではキックスターターで出資した人用のDVDやブルーレイ、限られた数発売されたディスクが市場に出回っていましたが、今回やっと一般の人が配信で見られるようになったそうです。しかし、この配信サービスは日本からは見れませんし、日本で展開していないので、日本にはあまり関係ない話ですが……

 

日本では何やら動きが……

 日本では少し前にサンダーバードオフィシャルサイトがリニューアルされました。このサイトは日本国内で『サンダーバード』の権利を管理運用している東北新社ドメインを持っているWEBサイトです。

 リニューアルされたWEBサイトを見ると、「55」という数字が大きく出ており、放送55周年をアピールしています。英国での放送開始は1965年9月30日で、2020年のこの日で55周年になる訳です。2017年から9月30日は「Thunderbirds day」として、毎年インターネットで何かしらイベントがありました。しかし、それはほとんど海外での話。日本では、スーパー!ドラマTVの公式Twitterアカウントがdayについてツイートした程度。

 日本語のオフィシャルサイトであれだけ大きく「55」を出すからには、今年のサンダーバード・デーは日本でも何か行われると期待したいです。なにしろ数年前に、デアゴスティーニサンダーバード2号を作るの出版と関連したトークイベントが行われ、その際にこの3エピソードを日本でも見れるよう東北新社が動いているという話があったそうですし、去年のdayにも人形を使ったスーパーマリオネーションの新規映像がこうかいされましたし、これらに職業字幕翻訳家の日本語字幕を付けて日本向けとして公開してくれると嬉しいのですが、果たしてどんな動きをしてくれるのでしょうか。

 

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