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長崎ハウステンボスにパトレイバー・98式AVイングラム常設展示

重要

 2021年7月に実物大イングラム立像はハウステンボスのある長崎から東京に移送されました。現在ハウステンボスにはありません。ちなみに2023年2月開催の「ワンダーフェスティバル」で実物大デッキアップイベントを実施すると告知されています。

2021年7月追記

 7月初めにツイッターで、ハウステンボスにあった立像が運ばれている画像や動画が投稿されて結構拡散していたのですが、運搬車両にはオノエンジニアリングと書かれていました。デッキアップ用のイングラムもオノエンジニアリングで保管されていますが、立像も同社にて保管されているそうです(パトレイバー公式ファンサイトの生配信番組にてスタッフが言っていました)。

----追記ここまで----

2021年5月18日追記

 Twitterに18日あたりから、イングラム解体工事の案内張り紙の画像や、足場に囲まれたイングラムの画像がツイートが流れています。工事期間は5月17日~6月16日。

 デッキアップ用イングラムは東京都八王子市のとある場所に現在も保管されており、出張デッキアップ依頼を受け付けるWEBページも現存しているので、こちらはまだ健在のようです。

パトレイバー出張デッキアップ | ONO ENGINEERING CO.,LTD.

 ハウステンボスには、立像の他に撮影に使った衣装や、プロが作った撮影用のクォリティの高い実寸大リボルバーカノン、特車二課撮影セットにあったイングラム立像の中に組み込まれていたクォリティの高い撮影用コクピットハウステンボス設置当初の管理が甘かったせいで、見学者が座ったりした際に雑に扱われ、破損した部分が多かった)が展示されているのですが、あれらはどうなるのでしょう?

 イングラムは解体・撤去されてこの後どうなるのか。廃棄なのか、別のところに行くのか。最近の様子をTwitterやインスタの投稿で見た限りだと、関節部のシートが外された状態が長く続いていたこともあってか、骨組みの鉄骨にサビが出ていた感じです。外側のボディはFRPなので10年くらいは耐久度があるらしいですが、屋根もなく野ざらしでそんなに頻繁に清掃された訳ではないようで、自然に溜まった汚れが目立つ状態でもありました。

----追記ここまで----

 

 『THE NEXT GENERATION パトレイバー』で撮影に使われた、パトレイバー・98式AV通称イングラムの実物大立像が常設展示されると発表されました。

www.youtube.com

www.huistenbosch.co.jp

7月16日にグランドオープンする「ロボット王国」のプレオープンイベント(4月29日〜5月5日のゴールデンウィーク)と連動してお披露目。プレオープンイベント期間中は、撮影で使用したリボルバーカノンなどの小道具や写真パネルなどの展示も行われるそうです。

撮影で使われたイングラムは2体…どっちが展示?

 ひとつは、日本各地でデッキアップイベントを行ったトランスポーター(昔からのファンにはレイバーキャリア、ご存じない方に簡単に言うと牽引車とトレーラーからなる運搬車両)に搭載されたデッキアップ用のもの。

 もうひとつは、特車二課のセットに立っていた立像(操縦席の扉が開閉し、人が乗り込めるタイプ)です。今回の発表によると、後者の立像という事です。

 世界初公開と言ってるのは、立像の方は今まで撮影関係者以外は一部の人間にしか公開されてなかったので(随分前に抽選か何かで1名選ばれ撮影セットになった倉庫に招待されて一緒に撮影出来たのと、3月末の特車二課整備班採用ツアーに参加した人のみ)、一般に公開されるのが世界初ということでしょう。

設置場所は

 アトラクションタウン「kirara」前。ハウステンボスストリートビューで見れるので埋め込んでおきます。

↑Kirara前はこの辺り。以前に撮影されたので、何にも映ってませんがこの辺りに設置されるとの事。

 常設展示とのことですが、屋根は有るのか無いのかや、高さ約9メートルというのがイングラムの設定全高よりも高く、これは整備用の台座も一緒に持って来るということなのでしょうか?気になるところです。

追記:設置後の画像を見ると整備ドックの土台はセットから持って行ったみたいで、後ろの鉄筋はパッと見、セットにあったのとは違うようですが、もしかしたら外側を覆っていた板をはがした物かもしれません。屋根は無いみたいです。

4月17日追記

  画像を見ると、特車二課のセットに置いてあった時とポーズが違いますね。セットに置いてあった時は腕が「気を付け」の状態でまっすぐ下に降りていましたが、肩が少し上がり、脇が開き、手が少し宙に浮いたような感じに変わっているようです。

 ポーズは、宣伝にもよく使われたCGのイングラムの画像と似ています。なんと形容するか迷うところではありますが、ガンダムのプラモデルでよく見る立ち姿か、今はお台場にいる実物大ガンダムと同じようなポーズとでも言いましょうか。

ーーー追記ここまでーーー

 

ハウステンボスの詳しいマップはこちらで配布されてます。

 ハウステンボスコクピットの扉を開閉したり、乗り込んだり出来るのかどうかは、このニュースを報じる記事やリリースで触れられていません。

 料金を払ってでもイングラムの操縦席に乗ってみたい人は結構いるのではないでしょうか。高さが結構あるので安全対策を講じた上で、そういうアトラクションにすれば需要はあると思うのですが。元は撮影用ということで、破損した際の補修が一品物で高く付くなど問題もあるのかもしれませんが、グランドオープン時にはそういうのがあると嬉しいですね。

フォトスポット

ハウステンボス、国内初のロボット複合施設「ロボットの王国」が誕生 「機動戦士ガンダム」スペシャルシアターや実物大パトレイバーも! | Social Game Info

こちらの記事によると、

映画、 「The NEXT GENERATION パトレイバー」に登場した全高約 9mの実物大パトレイバー「98 式 AV イングラム」がやってきた。 特別展示スペースにはフォトスポットとして「コクピット」を再現。

とあります。たぶんグランドオープン後にはTwitterコクピットに関する情報や画像が出てくるでしょうが、今のところは出て来ないのでどんな再現なのは分かりません。

 コクピット内部のシーン撮影用に作られた小さいセットがあったので、あれを展示するんでしょうか?それとも元々立像に内蔵されていたのを外に出した物?

追記:コクピットは立像そばに設置された展示コンテナ内に設置されています。画像を見た限りだと、コクピットは立像イングラムの中に取り付けられていた物のようです。

追記:設置当初は規制線も張られず、お客さんが自由に座ったりしたせいであちこちが破損したという、パトレイバーファンのTwitter情報(画像入り)がありました。その後、この情報を投稿した方からハウステンボス公式アカウントへ破損についての返信がなされ、規制線が張られたようです。

 

2019年12月追記

  2019年12月時点でイングラム関節部の被い(布地と言うかゴムシールドみたいなの)が無くなって、中の鉄筋がむき出しの状態になっています。前はこの部分がちゃんと付いており、直接風雨に晒されないようになってました。

 しかし、SNSに投稿される画像を見ていると、この内側に水が溜まっているのが外から見ても分かったんですよね。そのせいもあったのか、いつの間にか布地が外され中の鉄骨が剥き出し状態になっています。そして、鉄骨表面にサビが出ているのも画像から見て取れます。

 デッキアップ用イングラムはいまだにイベントにお呼びがかかり、その都度多少メンテナンスをされている様です。ハウステンボスにあるイングラムの様子を見ると、立像の方が早く見れなくなるかもしれませんね。

 

 

機動警察パトレイバー 1/48 98式AV イングラム

機動警察パトレイバー 1/48 98式AV イングラム