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デアゴスティーニが「週刊サンダーバード秘密基地」を群馬・宮城・広島で試験発売→全国発売

 SNSとかを見ていると、早とちりしてる人が結構いますね。デアゴスティーニから発売される秘密基地は、昔々発売されたプラモデル秘密基地とは別の新規開発商品です。

2019年12月16日追記

 デアゴスティーニの公式サイトに、スーパーマリオネーション版『サンダーバード』をベースにした、週刊「サンダーバード秘密基地」の全国発売の情報が出ました。

 ライセンス的には、商品に使っているロゴも、組み立てる模型も、スーパーマリオネーション版になっています。というか本来デアゴスティーニ分冊百科なので、解説などが書かれている冊子の方がメインなんですが……プロデューサーやスタッフについても解説されています。

www.youtube.com

 試験発売された創刊号には、商品化に至った経緯も書かれています。それによると、今回の企画・監修である柿沼氏からデアゴに提案された企画書には、氏が子供の頃に発売された秘密基地プラモデルが高くて手が出せなかったという心残りがあったそうで、その辺からの思いやアイデアを企画書に凝縮したという話です。

deagostini.jp

週刊「サンダーバード秘密基地」は、2020年1月14日創刊!

という事になりました。全110号予定という事で、試験販売時の予定号数と変わりはありません。 

サンダーバード秘密基地 創刊号 [分冊百科] (パーツ付)

サンダーバード秘密基地 創刊号 [分冊百科] (パーツ付)

 

創刊号に付く部品:サンダーバード2号隔壁/プールガーデンフロア/サンダーバード2号 他

 試験販売時にもバージルの眼が光るポートレートバッジが特典としてあったのですが、今回は小松崎茂先生のイラストを使ったピンバッジが新たに企画された物のようです。あとは創刊号にDVDが付くのが群馬・宮城試験版とは違う点。

 試験から全国発売に至ったという事で、2016年1月に全国発売された「週刊サンダーバード2号&救助メカ」(2017年11月無事完結)と同様に、いづれサンダーバード』本国であるイギリスでも発売される可能性も十分考えられるでしょう。

mech.hateblo.jp

 

サンダーバード秘密基地 2号 [分冊百科] (パーツ付)

サンダーバード秘密基地 2号 [分冊百科] (パーツ付)

 

 第2号に付く部品: サンダーバード2号格納庫壁面A/トレーシー・ヴィラ/サンダーバード1号 他

 

サンダーバード秘密基地 3号 [分冊百科] (パーツ付)

サンダーバード秘密基地 3号 [分冊百科] (パーツ付)

 

 第3号に付く部品: サンダーバード2号格納庫壁面A、B/トレーシー・ヴィラ 他

 

サンダーバード秘密基地 4号 [分冊百科] (パーツ付)

サンダーバード秘密基地 4号 [分冊百科] (パーツ付)

 

ーーー追記ここまでーーー

 

2019年12月13日追記

 各地で試験販売されていましたが、全国版発売が2020年1月から開始されるようです。   

サンダーバード秘密基地全国版 2020年2月4日号 通販|セブンネットショッピング

サンダーバード秘密基地全国版 2020年2月4日号
号数 2020年2月4日号
出版社名
デアゴスティーニ・ジャパン
発行間隔 週刊
雑誌コード 34851
発売日 2020年01月14日
販売価格 : 454円 (税込:499円)

デアゴスティーニの他シリーズと同じく、第1号は特別価格の500円ほどです。

ーーー追記ここまでーーー

 

 2015年9月にデアゴスティーニから「週刊サンダーバード2号&救助メカ」が一部の県で試験発売され、翌年2016年1月から全国発売されました(2017年11月21日完結)。

 そして、2018年9月から群馬県宮城県で「週刊サンダーバード秘密基地」の試験発売が行われています。

 

追記

宮城県群馬県で行われた試験販売は第6号で休刊。

ーーー追記ここまでーーー

 

追記

 2019年9月から今度は広島県で試験販売です。

広島試験販売時のデアゴ商品ページ

deagostini.jp

ーーー追記ここまでーーー

 

2019年11月追記

 広島の試験販売を定期購入している人に、「第6号から月刊化する」という知らせが届いているようです。試験地域で月刊化してペースを遅らせ、全国発売発表・販売して試験地域に追いつかせる形になるのか、数か月後に休刊になるのか、これから数ヶ月間が注目です。

ーーー追記ここまでーーー

 

 

CM動画も再度アップされています。

www.youtube.com

 広島地域のテレビ局ではこのCMが流されているんでしょうか?去年試験販売された群馬県では、このCMがテレビで流れているのを見たことがありません。

 群馬は民放関東キー局(日テレ、TBS、フジ、テレ朝、テレ東)をネット局経由ではなく直接受信できるので、関東キー局を使って群馬限定でTVCMを流そうというのは基本的に出来ません。県域民放である群馬テレビで流せば出来ない事はないのですが、流れてたとかいう話は聞きませんでした。

 そもそも関東キー局が全部映るので、群馬テレビにチャンネルを変える頻度も少ないです。県民は「群テレの影響力はかなり弱い」という認識があるようなので、テレ玉(埼玉)の「十万石まんじゅう」のような県民に有名なCMというのもありません。そして群馬は基本的に車社会なので、地元FM局の方が聴取者数が多いのではないかと。

 そんなわけで少なくとも群馬では、書店に実際に置いてあるのを見るか、ネットで情報を知るかしない限り、発売されているのが分からない試験販売だったみたいです。他のデアゴ商品も同じような形で試験販売が行われているので、多分そういう条件下での売れ行きを調査するのが目的なんでしょう。ところで宮城県のテレビ局ではCMは流れていたのでしょうか?

 

追記

広島ではテレビでCMが流れていたらしいです。

ーーー追記ここまでーーー

 

 発売日は9月11日。創刊号の価格は490円(8%税込 ※当時)、デアゴスティーニのいつものやり方と同じく、第2号からは価格が上がるでしょう。(追記:試験販売品を確認したところ、2号以降は税込みで1,990円、全110号と記載されていた)

 全号でだいたい21万くらいになるはずです。ネットのブログやらTwitterやらを見ていると、前の「サンダーバード2号&救助メカ」を完成させている方々が結構いるので、基地の方も売れると踏んだんでしょう。

 

追記

群馬・宮城での試験販売が第6号で休刊になったそうです。今後何か動きがあるのか、一応定期的にチェックしていこうかと思います。

ーーー追記ここまでーーー

内容

 情報が出ているネットの書籍通販サイトの題名だと「週刊サンダーバード 秘密基地」というタイトルになってるんですが、何となく収まりが悪い気がするので仮題かも。商品説明としては、ホンヤクラブにあるのだと

内容説明

サンダーバード秘密基地を作るキッド付きマガジン。全110号予定。

 とあります。現段階では本を見てみないと何とも言えないのですが、デアゴの購買層から言って、多分新作の『サンダーバード ARE GO』の基地ではなくて、スーパーマリオネーション版の方の秘密基地でしょう。

 

2018年9月10日追記

週刊 サンダーバード秘密基地 | デアゴスティーニ・ジャパン

 デアゴスティーニのサイトにページが出来てます。ただし試験販売の段階なので、デアゴ公式サイトのトップページ等からはリンクが張られていない模様。

 島全体の大きさは、奥行57.8cm、幅70.3cm。島とサンダーバードメカ、救助メカはノンスケール。なので、メカのサイズ対比に整合性はありません。

 細かい内容やギミックは公式ページを見てもらうのが一番早いでしょう。2018年9月11日創刊のは地域限定の試験販売らしいんですが、前のサンダーバード2号の時も翌年の1月下旬に全国販売になりました。今回の基地も、群馬・宮城での売れ行きが余程悪くない限り、全国販売される形でしょう。

ーーー追記ここまでーーー

 

2018年9月11日追記

 買ってきました。公式のページに物の画像はあらかた出ているのであんまり目新しい物ではありませんが。

f:id:oheru:20180911223106j:plain

創刊号に入っているのは、サンダーバード2号と2号格納庫の壁、1号が発射されてくるプールの辺。この2号の全長は7cmほど。第2号にはサンダーバード1号が入ってるそうです。

ーーー追記ここまでーーー

 そのスーパーマリオネーション版の秘密基地キットというと、現在アオシマが発売しているプラモデル(元は今井科学のキット)があるのですが、果たしてそれを使うのか、同じくアオシマから発売されている各サンダーバード機の格納庫を再現したプラモを連結して基地を作るようなものなのか、まったく新たに作ったキットなのか、気になる所です。(追記:上記のページを見ると島自体は新規みたいですね)

サンダーバードは日本国内だけにファンがいるわけではない

 前作の「2号&救助メカ」は元がタカラから出てたおもちゃに手直ししたり、救助メカを新たに追加したものでした。このシリーズはサンダーバード本家のイギリスのデアゴスティーニでも発売されました。

mech.hateblo.jp

 「2号&救助メカ」も「秘密基地」も日本発の企画らしいですが、こういう形でいずれ海外発売も視野に入ってくるのであれば、全く新規に商品を作っても開発費を回収する手段が国内販売だけに限らないとも考えられます。この手の商品に「需要があるのか」とか言う人がいますが、なにもサンダーバードは日本国内だけに需要があるものでもありませんし、むしろファンの数で言えば日本国外の方が多いでしょう。今後もチェックしていきます。