よろず手控え帖

追記の多いブログ

サンダーバード ARE GOが日本放送になるまでの経緯の記事

 『サンダーバード ARE GO』のweb記事というと、

  • 番組キャストに関する記事(これは最初の声優発表と今年春の黒柳さんの声優参加の記事など)
  • おもちゃの発売告知の記事
  • ソフト化の記事
  • サンダーバードSのデザイナー・河森正治氏のインタビュー記事

がほとんどでしたが、遂に放送局と国内権利運用会社のスタッフにインタビューした記事が出ました。

business.nikkeibp.co.jp

月曜(6月6日)に後編が公開されるそうです。

追記:公開から一定期間経つとログインしないと全部読めなくなるみたいですね。月曜に公開されるのも早めに読んでおいた方がいいでしょう。さらに追記:2017年11月の時点ではバックナンバーとしてログインなしで途中まで読めます。

 

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 記事では、いつ頃リブート版の話を知ったのかや、放送時間に関する事、NHKも国内権利を取得しようとしていた、などが語られています。

 両社ともだいぶ前からリブート版の事を知っていたようですね。という事は、イギリスでシーズン1の放送前にシーズン2の製作発表がされた事についても、シーズン1と2が1年もおかないでイギリスで放送される事も知っていたはずです。

シーズン1とシーズン2

ここからは希望的観測で書きます。(追記:シーズン2についての観測は外れました)

 まず、シーズン2はイギリスで2016〜2017に放送すると発表されています。年をまたぐ事とクリスマスシーズンの事を考えると、シーズン1の後半と同じく10月末とか11月からの放送開始になりそうな気配がします。この事を踏まえて、以下のような感じになればなーと。

 NHKでの放送ペースからすると野球中継やそれ以外の休みがあったとしても、10月前後には日本でもシーズン1の放送が終るはずです。

 そして、この10月以降にどこのチャンネルでもどの時間帯でも良いんですが、ちゃんと毎週放送再放送をすれば、全26話もあるので約半年は持つはずです。そして、その再放送は2017年の春頃に終ることになります。

 この時期になると、イギリスで始まっていたシーズン2も前半13話(大体3ヶ月分)の放送は終っているでしょう。つまり前半13話分の完成本編があり、日本語吹き替え版の製作も可能になっているはずです。実際、シーズン1が実際そうでした。

 つまり、シーズン1の再放送を3、4月頃までに終らせて、シーズン2の日本放送をそれに繋げるという形に出来る訳です。

14話以降

 14話以降はどうなるかというと、シーズン1と同じなら13話〜14話までの間が4、5ヶ月位空く事になります。ただ、シーズン2はサンダーバードのミニチュアを使うとの事なので、CG作業のメインはキャラクターになりそうなのと、シーズン1の経験から効率化が図られ、間の空く期間が短縮される可能性があります。

 イギリスでシーズン2を11、12、1月と放送し、その後5月頃に14話以降を放送再開すると仮定して話をします。

 日本ではシーズン2を4月頃からちゃんと毎週放送をすれば、6、7月頃までは前半13話分で持つ事になります。その時期になると、イギリスで20話位まで放送されており、順次完成本編が吹き替え製作で使用出来るようになるはずです。

 こう考えると、随分計算された計画のように見えるんですが、上に書いた事は妄想ですから、実際のところどうなのかは分かりません。

シーズン1と2の繋ぎ

 ただ、このシーズン1と2をどのように繋ぐかという話については、既に本放送の終っているイギリスやニュージーランドで前例と言うか、間繋ぎの展開が既に行われています。

 本家イギリスITVでは本放送が終った現在もCITVというチャンネルで再放送が行われていますし、子供向けのイベントも開催されています。制作元であるプケコピクチャーズや特撮スタジオのあるニュージーランドでは、撮影に使われたセットを見れ るスタジオツアーも行われています。

 このように各国でシーズン2への繋ぎが行われているので、日本でもシーズン2放送を前提にスケジュールや計画を立ていても不思議ではありません。

 

 あと、最近タカラトミーTwitterで放送の告知をしなくなったのも、日本公式フェイスブックが5月9日の更新が最後なのも、夏休みに何かサンダーバード関連のイベントをするので忙しいから、とか思いたい所ですが、どうなんでしょう。

 せっかくあの吹き替えキャストなんですから、どこの主催でもいいので1回くらい日本語吹き替え声優集めてイベントしたって良いと思うんですがねー。