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英国ではプレイステーションVR用『サンダーバード ARE GO』コンテンツがリリース予定らしい

 イギリスで『THUNDERBiRDS ARE GO』(日本タイトル『サンダーバード ARE GO』)のプレイステーションVR(以下、PSVR)のプロジェクトがあるとの情報が出てきました。

 リリース時期はイギリスでシーズン2の放送開始後みたいです。PSVRの発表されているコンテンツは一部ゲームではない物もありますが、大方はゲームでなので、一応ゲームであるという前提で記事を書きます。

 

www.develop-online.ne

ITV, meanwhile, has actually taken games into account from the beginning on some of its shows – primarily the reinvented Thunderbirds Are Go. Two mobile games have already been released, with another due when series two arrives and a PlayStation VR project in the works.

上の記事は、シーズン1が終った段階でスマートフォンタブレット向けのモバイルアプリ(ゲーム)が2つリリースされており、さらにシーズン2開始後に1つ、そしてVRプロジェクトがあるという話です。

 

www.vrfocus.com

Thunderbirds Are Go is the recently launched reboot of the 1960’s marionette-based children’s television show. After the success of the first season a second was commissioned in December 2014, due to air later this year. According to a recent interview with Develop, ITV are preparing a PlayStation VR experience to launch alongside this new series.

この記事では、開発会社へのインタビューによるとニューシーズン(シーズン2の事?)と平行してPSVRサンダーバード ARE GOの体験を準備している、という話。

 しかし、何となく記事自体の信憑性そのものが怪しい気も。番組対象年齢からするとVRは眼球や平衡感覚などの面から早い気がしますし、プレイ環境揃えるだけでも結構出費必要です。どう考えても対象年齢を上げたVRコンテンツにならざる得ない訳で、少々疑問の残る記事です。 

 まあそんなこと考えてもしょうがないので、ここは報じた記事を信じることにします。

 上2つの記事と、以前から出ていたシーズン2の放送開始時期は2016-2017との情報と、プレイステーションVRの発売予定が2016年10月なのから考えると、タイミング的にはイギリスではPSVR第1弾の一つになるんでしょうか?日本のファン的に一番気がかりなのは、このソフトが日本で発売されるかどうかですね。

 その前にVRとは何かという話なのですが、「VR」はバーチャルリアリティの略です。言葉自体は日本でもだいぶ前からマスコミで使用されていますが、プレイステーションVRはどのような物なのか。

www.jp.playstation.com


“PlayStation VR” トレーラー「全ての夢が『現実』になる」篇

 

 簡単に言うと、プレイステーション4に繋げて使用する物で、ゴーグルの中に画面があってそれを見ながらゲームをプレイしたりするもです。

 しかし、こういう頭に被って画面を覗き込む製品ならHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)としてもう何年も前から商品化されています。では、何が違うのか。それは立体視と頭の動きに合わせて視界が変わる点です。

 ゴーグルの中には2つのディスプレイがあり、左右の目用に各々視差のある映像を映し出します。これにより映像が立体に見える訳です。さらに頭の動きに追従して視界が変わるのは、ゴーグルのセンサーによって得られた情報を元にコンピューターが映像を随時生成するからです。

 他にも広い視野を確保出来るようになったとか色々あるようですが、コンピューターの処理速度の向上によって上記のような技術が利用可能になり、民生用として多数のメーカーから発売され始めました。

 補足としてはPSVRは音声も3Dサウンドで利用可、さらに手に持つコントローラーとも組み合わせてゲーム内でアクションが出来るそうです。

 このような仕組みでどんなゲームになるのかが気になる所ですね。ただ、PSVR自体4万円以上でPS4も安くはないので、キッズ向けではなさそうです。

 そもそもVRゴーグルの使用に関連してはVR酔いみたいなものや、目に与える影響があるので、低年齢の使用には各社使用推奨年齢が設けられています。PSVRは体験イベントの注釈などから12歳以上となっている模様です。そんなことから、ゲームの内容もそれなりの難易度があって、やり込み甲斐のある物になるかもしれません。