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ヤマザキマザックとサンダーバードがコラボ

 大手工作機器メーカーのヤマザキマザックサンダーバードとコラボした宣伝やプロモーションを2018年10月から実施してます。既に発売中の月刊誌「Wedge」11 月号にコラボ広告が掲載。

 『サンダーバード』とコラボいうと、団塊世代を狙ってではないかという事を言う方もいるんですが、別にそういう事もないんです。

 確かに日本国内初放送・初再放送世代はベビーブームで子供が圧倒的に多い時代なので、圧倒的に数が多いのは当然です。ただ、初放送から50年余りの間に再放送が10年前後の間隔で行われていたお陰や、人間実写映画公開時プロモの影響でそれぞれの世代にファンがそれなりにいることは確かです。

 

工作機械のヤマザキマザック株式会社 (旋盤,マシニングセンタ,複合加工機,5軸加工機,レーザー加工機)| MAZAK

ヤマザキマザック株式会社 (社長 :山崎智久、本社 :愛知県大口町 )は、人気特撮人形劇『THUNDERBIRDS(サンダーバード)』とコラボレーションした広告やプロモーションを2018年10月より開始します。

1965年に英国で誕生した『サンダーバード』はスーパーメカなどの技術・科学の力で世界中の人々を救助する物語で、そのテーマソングや登場キャラクターは現在でも根強い人気を誇り、さまざまな世代から支持される不朽の名作です。

サンダーバード』が物語の中で描いていたのは、「技術がもたらす可能性や未来」であり、これまでに多くの子供たちに夢を与え、テクノロジーへの関心を高めてきました。

当社は“マザーマシン”と呼ばれる工作機械を通じて、世界中の産業や社会の発展に貢献することを企業理念としています。

現在、産業界においては、IoTやAIをはじめとした最新の技術に社会の関心が高まっていますが、当社は技術そのものではなく、その技術がもたらす価値や未来にこそ意味があると考えています。

 

当社は来年2019年に創業100周年を迎えるにあたり、一般への認知度向上と「当社は技術で社会や未来に貢献する」との思いを多くの人へ伝える為、『サンダーバード』を広告に採用しました。

 

今後、『サンダーバード』とコラボレーションした広告・プロモーションを順次展開していきます。

ということです。今回のコラボは「創業100周年を~」という話なので少なくとも1年間はコラボするのではないでしょうか?文からすると何とも思い入れのある感じがして、好感が持てますね。

 現在の地上波テレビ(キー局)の状況を見る限り、今後スーパーマリオネーション版(人形劇版のこと)の全話再放送が行われるという望みは持てません。

 そういう中で、選択肢として企業とのコラボレーションで『サンダーバード』を世間に露出していくことも非常に重要でしょう。コラボもなく、忘れられていく特撮やアニメというのはたくさんあります。そんなふうにならない様、コラボや宣伝起用などで露出をしつつ、こないだ海外で行われた全話配信などのように、日本でも多くの目に触れるよう、新規ファンが流入しファン層も幅が出るよう、放送なり配信されることを願うばかりです。

2018年11月2日追記

 11月1~6日(火)まで、東京ビッグサイトで開催される第29回日本国際工作機械見本市にヤマザキマザックが出展。そのブースが凄いことになっています!

www.mazak.jp

 

 

 

 

 

 気合入ってますねえ!

ーーー追記ここまでーーー

サンダーバード公式サイトは更新されるのか?

 いわゆる人形劇版(スーパーマリオネーション版)のサンダーバードには、日本公式のWEBサイトが存在します。これは日本でサンダーバードの権利を運用している東北新社が作ったサイトです。

www.tbjapan.com

こちらのサイトは、コラボとか目立った商品が発売される際にTOPICSが更新されます。今回も更新されるでしょうか?

ARE GOは……

 それとスーパーマリオネーション版の話ではないんですが、去年だったかサンダーバード ARE GOがJXTGのPRに起用された時は、ARE GOの公式サイトでの告知は一切行われませんでした。JXTGの施設でクリアファイルの配布も行われたのですが、それも告知なし。何というか、どうしてここまで温度差があるのか……

ジェリー・アンダーソン『ファイアーストーム』のパイロット版が明日27日ネット上映

 日本で制作され、2003年にテレビ東京系で放送されたアニメ『ファイアーストーム』。この作品の原案はSF特撮『サンダーバード』で有名なイギリスのプロデューサー、ジェリー・アンダーソン氏。そしてジェリー氏の息子が、この原案を利用してパペットと火薬を使った特殊効果、VFXを使用しSF特撮人形劇化する計画が発表。この話題は過去何度かこのブログでも書きました。

 

mech.hateblo.jp

 

 この度、放送局などに売り込んだり、資金的なパートナーを探すために制作されたパイロット版が完成し、2018年10月27日(土曜)21:30からインターネットでプレミア公開するそうです。

公式サイト https://www.firestormhq.com

YouTubeのプレミア上映のページ(追記:配信ページでそのまま動画配信されています。パソコンからならプレイヤー右下の歯車→字幕→自動翻訳→日本語にすると、何を言ってるか大体分かると思います)

www.youtube.com

 これはジェリー氏の原案を基にしているので、日本で放送したアニメの実写人形劇特撮化ではないそうです。しかし、登場するキャラクターやメカはアニメにも登場したものとほとんど同じ。

 現段階ではパイロット版という事で、売込みする際に「こういう内容で、こういう撮影方法でやります」という事を分かってもらう内容になっていると思われます。

 

 キャラやメカの感じ、撮影の舞台裏などが分かるティーザーが公開されているので、ご紹介しておきます。

 

 

 

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 

FIRESTORM vol.2 [DVD]

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FIRESTORM vol.4 [DVD]

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12月6日からWOWOWで『機動警察パトレイバー ON TELEVISION』放送

 2018年12月6日(木)深夜1時からWOWOWプライムで『機動警察パトレイバー ON TELEVISION』の再放送が行われます。毎週木曜深夜1時から4話づつ放送。

先日までファミリー劇場でも再放送が行われていましたが、今度はWOWOWです。4話づつ放送ということなので、2019年の2月、3月頃まで放送がありそう。短期間のうちに違う放送局で放送されることになりますが、色々な視聴者とパトレイバー接触機会が増えることになるので、新たなファンが付く機会になるでしょう。

ネットでの無料配信の影響

 2018年はパトレイバーという作品が世の中に出た年から30周年ですが、2019年は劇場版1作目公開、さらにテレビシリーズの放送から30周年でもあります。なので、2019年中も何かと動きがあるのではないかと思います。それに新プロジェクト「パトレイバーEZY」のこともありますしね。

 2016年10月にニコ生で劇場版1,2、テレビシリーズ、TNGパトレイバー(ドラマシリーズ)の連日放送が行われましたが、またニコ生やAbemaTVなどで配信があればネット上での盛り上がりもあるでしょう。

 Googleトレンドでネット上でのパトレイバーについての話題がどうだったか見てみると、2016年10月にちゃんと山があります。この放送でパトレイバーを初めて見たという人もかなり見かけましたし、見て以降現在まで継続してTwitterピクシブに、パトレイバーのイラストを投稿しているイラストレーターの方もいます。この放送はネット上では結構影響があったように感じます。

特にイラスト等は実写・アニメ作品に関わらずSNSで拡散されることが多く(最近だと大河ドラマ真田丸とか)、Twitterでのムーブメントの指標みたなものになるのではと、考えています。

 その前の2016年4月頃の山は、パトレイバーパチスロが出た影響でしょう。台が並ぶ時期に合わせ、パチ系のネット番組などで数多く特集が組まれ公開された時期でもあります。でこのトレンドは検索数も影響するので、台を打つにあたっての検索数が影響したものと思われます。

 2016年7月の山は、『機動警察パトレイバー REBOOT』の情報が出た時期です。前述した10月の放送前にこのREBOOTの話が出ていたので、ネット上での興味の持たれ方にも影響があったと思われます。

 そういうわけで30周年を迎えさらに話題が増えている現在、またどこかしらで無料配信が行われても不思議ではないでしょう。